内閣不信任案、否決!

 二日、内閣不信任案が否決された。

 賛成152、反対293。

 前日にグループの会合に70人以上を集め、意気軒昂だった小沢氏は欠席。
 子分の松木謙公氏だけが賛成票を投じ、鳩山由紀夫氏は反対票を投じた。


 民主党内の細かいことはわからないが、ざっとした印象では、上手くガス抜きさせられたな、ということだった。
 もちろん、菅内閣への不満のガス抜きである。

 鳩山氏は国際的にルーピーのレッテルが貼られているから、どんな出たら目も出来る強みがある。
 小沢氏はそもそも民主党を出る気はない。
 収賄容疑もあって尋常の手段では権力への復帰は難しいが、彼が目指すのは、おそらく与野党の連立による救国内閣の首班になることだろう。
 とりあえず、民主党の大敗確実の解散選挙を避け、揺さぶりをかけようとしたのではあるまいか。

 昨年九月、小沢氏が党首選に出馬し、菅氏と戦っている最中に、尖閣における漁船侵犯事件は勃発したのである。これは中国共産党と通じていたのだろう。

 松木謙公氏の芝居がかった態度といい、すべて筋書き通りの役回りを果しただけではなかっただろうか。
 そうでなければ、こんな不可解な結末になるはずがない。


 小沢氏は時機を見て、中国共産党の協力を得て、昨年の尖閣事件のような国難を演出し、国政掌握に乗り出す腹積もりではあるまいかと思う。
 中国共産党の工作機関が発した文書「日本解放第二期工作要綱」にある民主連合政府の樹立がそれである。小沢氏は一貫してその布石を行って来た政治家である。
 これは第三期の「日本人民民主共和国」樹立の為の布石だ。
 昨今首領が中国への異例の朝貢を繰り返している朝鮮民主義人民共和国と同類の民主主義人民共和国とすることを目的としている。
 それは少なくとも民主主義国家ではない。
 現憲法を改正し、天皇を人民裁判にかけ、処刑することでそれに到達する革命国家だ。
 「日本解放第二期工作要綱」にはその手順がしっかり書かれている。
 第二期工作は、昨年の参院選での民主党の敗北で頓挫したが、完成間近まできている。


 今回の政局の背後にこれを見るのは次のような理由による。
 次の記事をご覧頂きたい。 

 外務省チャイナスクールの官僚「ヒロシ」氏のブログ記事「鳩山訪中」から転載する。(http://blogs.yahoo.co.jp/ureeruhiroshi/63300384.html



引用開始

鳩山さんって何しに中国に行ったんだろう。
また中国の首脳はなんで過去の人に会うんだろう?
なにかたくらんでいるようなきがするなあ。
(たとえば小沢造反による管政権つぶし)

原発事故の早期解決を中国副主席が要請 鳩山前首相は放射能汚染を陳謝2011.5.6 09:10

 民主党の鳩山由紀夫前首相は5日、中国の次期最高指導者に事実上確定している習近平国家副主席と北京市内の釣魚台迎賓館で会談した。会談で習氏は、東京電力福島第1原子力発電所事故に関し、「一刻も早く問題を解決していただきたい。放射性物質(放射能)汚染が続いているから、止めるために頑張ってもらうことを期待している」と要請した。
 これに対し、鳩山氏は、「いまだに放射能汚染が止まっていない。空と海が毎日、汚染されてしまっていることを申し訳なく思っている」と陳謝。その上で、「できるだけ早い時期に汚染がなくなる手だてを世界の英知を結集して作り上げたい。中国にも協力をお願いしたい」と要請した。
 習氏はまた、中国政府が日本産食品の輸入を規制していることに関し「日本政府として本当に安全で絶対に大丈夫だと保証してもらいたい。中国政府がいくら大丈夫だと言っても、中国の国民がどう受け止めるかは別だ」と指摘。大震災に際しての日本国民の行動に対しては「大変秩序正しくがんばっておられることに、非常に感銘を受けた」と称賛したという。
 中国の国内総生産(GDP)が日本を抜いたことについて、習氏は「関心があるのは1人当たりのGDPで、そこはまだ日本の10分の1だ。日本から学びながら、中国を発展させたいし、発展させていく自信がある」と述べたという。
 鳩山氏は訪問先のカザフスタンから5日、北京入りしていた。(中国総局)


鳩山前首相“米と約束”否定
5月6日 4時5分

民主党の鳩山前総理大臣は、北京で記者団に対し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題を巡り、おととし、クリントン国務長官に、新たな移設先が見つからなければ、名護市に建設する従来の案に戻すことを約束したとするアメリカ政府の内部文書が明らかになったことについて、「そのような発言はしていない」と否定しました。
政府の内部文書などをインターネット上に掲載している「ウィキリークス」は、東京のアメリカ大使館が本国に送った公電だとして、おととし12月、当時の薮中外務次官がルース駐日大使に対して、「鳩山総理大臣は、クリントン国務長官と数日前に会談した際、普天間基地の新たな移設先が見つからなければ、名護市辺野古に建設する従来の案に戻すことを約束した」と述べたとする文書を公表しました。これについて、鳩山氏は、訪問先の北京で記者団に対し「少なくとも私はクリントン長官にそのような発言は全くしていない。薮中次官がそのような発言をしたかどうかは知らないが、もし発言したとしたら、間違った発言だ」と述べ、否定しました。そのうえで、鳩山氏は「沖縄の皆さんの思いを考えれば、とても辺野古にはできないと考えていたので、最低でも県外への移設を求めて努力してきた。それが実らなかったことは不徳の致すところだ」と述べました。


(引用終了)


同じく「ヒロシ」氏の中国ネタ「中国人船長は工作員だったのか?」から引用。

http://blogs.yahoo.co.jp/ureeruhiroshi/63424878.html

(引用開始)

勝谷さんだったと思います。

この船長のことを工作員だと断定していました。
そしてわざとぶつけてきたんだとか。

相変わらずのガセネタ流しですね。

工作員だったら中国側がマスコミで宣伝するはずもないし、ガッツポーズする工作員なんて見たことも有りません。


個人的私信 マサキさん、この船長、ターちゃんに似てませんか?


案の定化けの皮がはがれてきました。

過去記事
http://blogs.yahoo.co.jp/ureeruhiroshi/62655398.html



「毎日たばこを4箱」尖閣衝突の船長、監視の毎日 仕事もなく借金2011.5.24 12:55

 24日付の香港紙、明報は、昨年9月に発生した尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件の●其雄船長との単独インタビューを、23日付に続いて報じた。船長は事故後、漁に出ず、地元当局の監視を受ける毎日で「いらいらし、毎日たばこを4箱吸っている」と近況を語った。
 同紙によると、船長は「政府は自分が外出するのを好まない」として、ほとんど自宅で過ごしている。「誰から電話がかかってきたか、政府は全て知っている」といい、漁は「また日本人(の船)に遭遇したら国に迷惑をかけるので、行きたくない」と話した。
 帰国直後に寄せられた見舞金は使い果たし、満足な仕事もなく、最近は借金して目の不自由な母親と妻子を養っているという。(共同)


(引用終了)


 「ヒロシ」氏は自分がガセネタを拡散したいときに、「ガセネタ」というレッテルを人に貼り付ける習性があるなと思ったことがある。

 要は、船長が英雄と称えられたときと今では、対日戦略が柔軟に修正されているだけのことである。
 あの事件の日本の世論の動向を見て、彼らは戦略を修正したのだ。
 言論が統制されたあの国で、なぜこの時期に、これまで一切マスコミに出て来なかった船長の消息が伝えられたのか、ということに着目する必要がある。

 全文は後で転載するが、軍事評論家佐藤守氏のブログによると、

「2008年7月に、胡錦濤主席は党の秘密会議で、台湾問題解決のための大前提として、6項目からなる「対日外交策略計画」を決定した。

 その1は、東シナ海の海底油田問題で日本に重大な譲歩を行う。その2は、北方4島問題で、日本の主権要求を支持してみせる。その3は、日韓の竹島問題で日本の立場を支持してみせる。その4は、エネルギーとレアメタルなどの戦略資源の日中貿易問題で、日本に有利に手配してみせる。その5は、尖閣問題で限定的な譲歩を行う。その6は、日本が国連常任理事国になる方向を支持してみせる、というもので、核心的問題である台湾併合を邪魔させない意図があった。」


 国際政治学者で中国の軍事研究の第一人者である平松茂雄氏は、尖閣諸島は中国にとって戦術の問題と発言しているが、その通りだろう。
 確かに中国が狙っているのは第一に台湾、第二に沖縄だ。
 尖閣で突いて、日本人の危機感を煽り、なんだかわからんが、こわもての意志の強い政治家として国民に売り込んできた小沢氏に政治の実権を握らせる。
 通常の手順での復権が難しいとすれば、現在政治家として窮地にある小沢氏を復活させるには国難を設定するのが一番である。

 「ヒロシ」氏が書いているように、その小沢氏の伝書鳩である鳩山氏が、五月のゴールデン・ウィークに北京に朝貢して、次期国家主席が内定している習近平に拝謁した。
 今回の内閣不信任案決議を見ても、「ヒロシ」氏が言うように、菅下ろしの企みはあったわけだ。(ちなみに外務省チャイナスクール官僚の彼は、菅内閣の外交をちゃんとやっていると高く評価している。官僚の言うとおりに親中外交を行っているということだろう。)

 中国側には、官僚の言いなりになって、静かに中国にとって都合のいい政策を進める菅内閣でもしばらくはいい、という判断があったのかもしれない。
 震災に対する対応の責任を取らせて、捨てるつもりではあるまいか。
 そして国難を醸成して、小沢氏の復権に手を貸すという腹積もりではあるまいか。

 そう考えれば、この時期に中国の報道機関が、かつて英雄だった船長の最近の動向を伝えたことの意味も理解できる。
 つまり彼は工作員ではなかった、民間の有志である、ということを宣伝したかったということである。
 あわせて、それは中国政府の本意ではなかったという宣伝である。

 そもそも来る六月十七日には、華僑の有志が民間船百隻以上を集めて尖閣諸島に大挙上陸を敢行するとの呼びかけがなされていた。
 これも背後に中国共産党がいることは明らかだが、それをカムフラージュするために、この時期を選んで船長の動向を伝えたとすれば、すんなりと理解できる。
 次に事件を起こすにしても、中国民間人の義挙ということで、国際的な非難をかわすことが出来るとの算段だろう。

「日本文化チャンネル桜」の水島総氏によれば、華僑のこの計画は延期されたとの情報があるそうだが、これだって警戒を解くために流そうと思えば流せる情報だろう。実際に行われるかどうか、中国共産党の判断次第だが、少なくとも来るとの備えは必要だろう。


 鳩山氏は二日昼の首相との会談内容に関し「復興基本法案の成立と平成二十三年度第二次補正予算案の編成のめどがたったらお引き取りいただくということに、首相は『結構だ』と言った」と述べている。
 その時期に関し、菅首相は、夜の首相官邸での記者会見で、来年一月の退陣を示唆し、鳩山氏は早ければ六月中と言って牽制している。
 ここで国難を醸成すれば、解散選挙なし、小沢氏復権の名分も立つ。

 前述の平松茂雄氏は尖閣は戦術だから大騒ぎしない方がいいと言っているが、騒げば、民主党、ひいては、それを背後から操っている中国共産党の思う壺である。
  
 菅内閣への不満のガス抜きで一致して仕組まれた猿芝居のなかでも虚々実々、権力争いの駆け引きは行われているのだ。


 愚考ながら、今のところ、今回の茶番をこう読んでいる。


※参考までに軍事評論家の佐藤守氏の次の記事をお読みいただきたい。

「不穏な中国国内情勢」(http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20110525


(引用開始)

 今朝の産経8面に「尖閣衝突、船長は監視の毎日」という短信が出た。

 昨年9月の尖閣衝突事件でわが巡視船に“体当たり”してVIP待遇で帰国した、セン其雄船長が「事故後漁に出ず、地元当局の監視を受ける毎日」でほとんど自宅で過ごしていると報じている。どういうわけか“英雄だった”ハズの彼は「誰から電話がかかってきたか政府は全て知っている」「(漁は)また日本人(の船)に遭遇したら国に迷惑をかけるので、行きたくない」と語り、「帰国直後に寄せられた見舞金は使い果たし、借金して目の不自由な母親と妻子を養っている」そうだが、かっての英雄は今や罪人よろしく監禁生活を送っているのである。

 私はすでに2か月以上前にこの情報を得ていたが、それによると毎日彼は酒びたりで夫婦げんかが絶えないから、「そのうち気が狂うよ」ともっぱら近所の評判らしい。この政府の処置が何を意味するか分析すると面白いだろう。

 四川大地震の時には、日本国内からの人的支援は頑強に断ったはずの中国から、温家宝首相が来日して現地を訪問した。温首相と李韓国大統領と嬉しそうに握手する菅首相は○○丸出しだが、温首相がもったいぶって輸入禁止リストから「山形、群馬」を除外したと大喜び。しかしこの2県と中国との取引量はたかが知れていることに気が付いていない。北関東から東北一帯を禁止しておいて揺さぶり、大した影響がない2件を除外して恩に着せる、これが国際間の平均的外交交渉術なのだが、菅首相にはそれがわかっていないから何とも無様である。

 旧ソ連に不法占領されている北方領土についても、私の故郷・樺太初め占守島に至る列島は、国際的には依然として日本領だが、なぜか初めから「4島だけ」に絞って交渉するから今でも返還されないのである。「全てを返せ!」と交渉し、最後の手段として4島に絞るのが国際常識、しかも相手が連邦解体‥で政情不安な時に“脅迫”して初めて意味があるのに、お人よしのわが国は1999年の絶好の機会を逸してしまった。


 ところで温家宝首相の目標は、2012年危機に対処する第一歩である様に私には見える。尖閣、沖縄併合の第一歩を震災直後の東北地方に定めた。つまりここでもお人よし日本人の善意をくすぐる戦術に出たのである。

 2008年7月に、胡錦濤主席は党の秘密会議で、台湾問題解決のための大前提として、6項目からなる「対日外交策略計画」を決定した。

 その1は、東シナ海の海底油田問題で日本に重大な譲歩を行う。その2は、北方4島問題で、日本の主権要求を支持してみせる。その3は、日韓の竹島問題で日本の立場を支持してみせる。その4は、エネルギーとレアメタルなどの戦略資源の日中貿易問題で、日本に有利に手配してみせる。その5は、尖閣問題で限定的な譲歩を行う。その6は、日本が国連常任理事国になる方向を支持してみせる、というもので、核心的問題である台湾併合を邪魔させない意図があった。

 しかしその裏では、日本に対する北の軍事的威嚇を適宜利用する。中国人民の中に定着している「反日感情」が、日本の中国に対する投資、および他の経済的利益に損失を与えていると分析、これを抑えつつ日本の各種企業の進出を促進させようと企んだ。今回、特に東北地方の中小企業に対して、現地での復旧をあきらめ、大陸に進出させようとする戦略が見え隠れしている。すでに中国国内では失業者を2億5千万も抱え、6月までに6万8千社の中小企業が倒産するとみられている。

その穴埋めの第一歩として、震災で再起不可能になった日本の中小企業を中国へ誘致する…。大きく報道された温家宝首相の「被災地での献花」はそのための第一歩だとみて差し支えあるまい。


中国は日米中3国間の立場を、米国とは「政治商人との取引」であり、日本とは闇社会でいう「親分子分の関係」だとする。もちろん中国が“親分”である。

原発事故問題でわが政府は右往左往しており、メディアもかかりっきりだが、その隙をついて恐るべき対日工作が進行していると考えるべきだろう。


(以下省略)

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