今アメリカで起きている、われわれの運命を左右する出来事 トランプ大統領のスタッフ、リン・ウッド弁護士が「これは真実だから見て‼」と拡散しています。 衝撃の内容が語られていますが、おそらく真実とみてまず間違いないでしょう。 興味がある方は、バイデンの背後にいる連中がやろうとしていることについて、次の動画を見て、現実と照らし合わせて、想像してみてください。 デン… 気持玉(1) コメント:0 2021年01月15日 グローバリズム 国際政治 新型コロナウィルス 続きを読むread more
「敬天愛人」西郷南洲翁の命日-国史上最大の国難を迎えて 【敬天愛人】 「私ども、素志においては、ただ国難に斃るるのみの覚悟に御座候」 「隆盛、日本人たるの道を踏み、斃れて止むのほか他意なし」 明治六年の征韓論破裂後、故郷鹿児島に起臥していた時の翁の言葉である。 翁はこの時、いずれ来るであろう、国難に備えて、鹿児島の子弟を教育し鍛錬しながら、時が来るの… 気持玉(2) コメント:0 2020年09月24日 国体 西郷隆盛 続きを読むread more
米中の本格的激突へ!内乱に突入したアメリカ 本日6月4日は中国における民主化運動弾圧虐殺事件「天安門事件」が起きた日。一九八九年6月4日に中国共産党による、中国の民主化を求める国民に対する弾圧虐殺事件は起きた。 この日を前に、中国共産党は香港に対して、一国二制度の完全放棄を意味する「国家安全法」の制定を決議した。言わば香港の民主主義に対する死刑宣告のようなものである。 … 気持玉(5) コメント:2 2020年06月04日 国際情勢 黒人差別 アメリカ 続きを読むread more
日本本来の姿を取り戻そう 「奇跡」「奇妙な成功」と世界中が注目する、安倍首相が高らかに宣言した「日本モデル」の成功。 中国・韓国の顔色を窺って、これらの国からの入国者を止めなかったという、初動における致命的なミスを犯しながら(この点は親中派・親朝鮮派に牛耳られた政府による人災である)、感染者数・死亡者数の割合を比較してみれば、まだ予断を許さない状況とはい… 気持玉(7) コメント:0 2020年05月27日 生活 新型コロナウィルス 国際政治 続きを読むread more
ディープ・ステイトと凶暴化する中国 われわれ日本人に残された道 フランスの国際通信社【AFP】が5月18日付で、トランプ政権が「闇の政府(ディープ・ステイト)」の存在について言及したと伝えている。《追記①参照》 政権がポンぺオ国務長官の調査を行っていた国務省のスティーブ・リニック監察官を解任した理由は、彼がディープ・ステイトのメンバーであったからだ、というのだ。 筆者はこの「ディープ… 気持玉(2) コメント:0 2020年05月20日 新型コロナウィルス グローバリズム 国際政治 続きを読むread more
影武者 いやあ、面白い。 金正恩に3人の影武者がいるなんて、日本でなら戦国時代まで遡らなくてはならない。 一つ目の動画は、5月2日に北朝鮮が報道した、肥料工場を視察した金正恩の映像を検証して、それが影武者であったと結論付けている。 つまり、本人抜きでエキストラ多数の大撮影会を行った成果があの映像なのだ… 気持玉(2) コメント:0 2020年05月09日 北朝鮮 西郷隆盛 国際政治 続きを読むread more
武漢ウィルス問題の本質とその深刻さ 政府の誤った対応も相まって、ますます不気味な感染拡大を見せる武漢ウィルス(新型コロナウィルス)問題は単なる健康問題ではありません。 既に、このウィルスは武漢の細菌研究所から漏れ出たものである、との報道がなされ、多くの欧米の学者がこれを支持しています。しかし、この細菌研究所の由来を知ると、この問題がもっと深刻なもので… 気持玉(1) コメント:1 2020年02月29日 新型コロナウィルス グローバリズム 国際政治 続きを読むread more
習近平・中華人民共和国 国家主席の来日反対署名のご協力のお願い 来春、桜の咲く頃、中華人民共和国の習近平国家主席が国賓として来日します。 理由は後で述べますが、来日反対の署名活動に参加しているので、ぜひ読者の皆様にもご協力お願い申し上げます。 署名は次のホームページから直接電子署名か、用紙をダウンロード、プリントアウトして、署名後これを郵送するかのいずれかになります。 「国守衆」ホ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:6 2019年12月20日 香港デモ 政治 中国 続きを読むread more
令和元年 西郷隆盛の命日 〈九月二十四日 追記〉 九月二十四日は西郷南洲翁の命日です。 この巨大な人物が城山の露と消えてから今年で百四十二年が経とうとしております。 この百四十二年、明治維新から言えば百五十二年で日本は大きく様変わりしました。 それは社会的な事象において顕著な訳ですが、人々の内面においてはもっと深刻です。 令和の新時代を迎えて、日本は、… 気持玉(1) コメント:0 2019年09月19日 西郷隆盛 国体 読書 続きを読むread more
現代の錬金術師たちと日銀発行紙幣に隠された呪術(Yahoo!ブログ閉鎖に伴う挨拶を編集) 12月15日の閉鎖に伴い、本日8月31日をもちまして、記事の新規投稿、コメントの投稿サービスなどが凍結されます。 そもそも当ブログ(Yahoo!ブログ「国体学のすゝめ」)は筆者が『(新)西郷南洲伝(上)』(高城書房)を上梓した際、宣伝のために開設したブログで、2006年の1月まで遡ります。 13年半継続したことになります… 気持玉(1) コメント:2 2019年09月01日 国体 皇室 国際政治 続きを読むread more
終戦の淵源…パンドラの筐【『皇室と論語』追記】 『皇室と論語』を完結させて、数カ月たちましたが、新たな知見も得たので少し捕捉しておきます。 第1回目の記事「パンドラの筐―ヒトラーの予言」では、ヒトラーの遺言の存在と日本に関する予言について触れ、そこから飛び出した災厄が今や、世界唯一の国民国家としての日本を解体し尽くそうとしていることを指摘しました。 その後、ユダヤ人と… 気持玉(0) コメント:0 2019年08月15日 大東亜戦争 ユダヤ人 国体 続きを読むread more
日本の至宝と賢者の杖 【『皇室と論語』 (二十七)】 本稿は日本の至宝である皇室の伝統が、『論語』という、「賢者の石」ならぬ、言わば「賢者の杖」に支えられて、これまでの困難にして高尚な長い道のりを歩んできたことを明らかにしてきました。國體はこの賢者の杖によって成長を遂げてきたのです。 現代的思考になじまぬ内容で、読者にとって難解であったであろうことは承知していますが、今明らかにしてお… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2019年06月28日 新元号「令和」 国体 皇室と論語 続きを読むread more
天照大神 【『皇室と論語』 (二十六)】 「からごころ」による大嘗祭の考察は、要するに、これを創始し、伝統として保持してきた人々の中に、「からごころ」に引かれ、天子の大祭である「郊社」「禘嘗」の祭を誠実に執り行うことによって、その本義を明らかにして、掌を示(み)るように国を治めることが期待されたように、代始めの大嘗祭には、新たに即位された天皇が天津御神、なかんづ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:5 2019年06月07日 国体 皇室と論語 大嘗祭 続きを読むread more
「令和」新時代的考察…「からごころ」から考える大嘗祭の秘儀 【『皇室と論語』(二十五)】 ここまで紹介した、神道および皇室祭祀に精通しておられる諸氏の説はそれぞれ強い説得力があります。まさに「心、誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず」(『詩経』『大学』)と言ったところでしょう。しかし、古い起源を持つ祭儀の意義には、本来、理による解釈を拒むようなところがあるのではないでしょうか。 本居宣長によれば「かんがえる」、す… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年05月10日 国体 皇室と論語 大嘗祭 続きを読むread more
皇室祭祀の本義-大嘗祭(弐) 【『皇室と論語』(二十四)】 大嘗祭という、この広大にして神秘的な儀式の歴史・伝統を山に譬えるなら、日本というものを表象する山である富士山がもっともふさわしい。その秀麗にして神秘的な姿は山頂部のみで成立しているわけではなく、その広大な裾野を含む、総体的なイメージが万峰に屹立した霊峰としての美しさを際立たせているのです。もちろん清楚で美しい山頂部を支えているのは、広… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月30日 国体 皇室と論語 大嘗祭 続きを読むread more
皇室祭祀の秘儀-大嘗祭(壱) 【『皇室と論語』(二十三)】 令和の御代で第百二十六代を数える歴代天皇の事跡は六国史を中心とする各史書に明らかです。皇室の本質を知るうえで最も重要なのは『日本書紀』と最古の史書『古事記』ですが、これらの書にあって皇祖皇宗の事跡は初代神武天皇をさかのぼると神代となり、やがて日向の高千穂峯から天に昇って高天原が舞台となります。 歴代天皇の事跡を学ぶのは天皇の御学問… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月26日 国体 皇室と論語 大嘗祭 続きを読むread more
神霊の存在-日本人の本来的自己喪失(参) 【『皇室と論語』(二十二)】 『かのやうに』の主人公五條秀麿の父の精神上の教養は、その世代にとって一般的であった、朱子の註によって『論語』の講釈を聴いたぐらいのものであったという設定になっています。それは当時一般に行われていた慣習に倣っただけであって、明治になって、ユダヤ・キリスト教をバックボーンとする西欧文明という新たなパラダイムに対応せねばならなくなったときに… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月22日 国体 皇室と論語 渋沢栄一 続きを読むread more
「かのやうに」神霊を祭るということ-日本人の本来的自己喪失(弐) 【『皇室と論語』(二十一)】 かつて、西尾幹二氏が、日本の文明観、國體を次のように語っていました。 〔日本人は天皇を超える神を必要としている。 日本の文化は二重性があって、神仏信仰で、神と仏の両方があった。天皇を超える仏教という超越原理を持つ文化、言わば形而上の世界があって、この二重性が日本を豊かにしてきた。 これによって西欧文化を理解することがで… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月19日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
日本人の道-日本人の本来的自己喪失(壱) 【『皇室と論語』(二十)】 大東亜解放の大義に殉じた英霊は靖国神社に祀られていますが、ここは本来、幕末維新以来の国難に殉じた英霊たちが祀られている場所です。 故に反日勢力が目の敵にしている場所で、参拝を遠慮したことを痛恨の極みといった安倍首相もさも当然であるかのように参拝しなくなってしまいましたが、今上陛下は即位されてから平成の三十一年間、皇居のすぐ近くにあ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月15日 新元号「令和」 国体 皇室と論語 続きを読むread more
ある伝統から見たあの戦争-國體の精華としての大東亜戦争(弐) 【『皇室と論語』(十九)】 ここからは大東亜戦争における日本軍の闘いを鳥瞰しての、直観的な話になります。 筆者は大東亜戦争における日本人の闘いに、西郷隆盛を中心に見た王政復古討幕運動と西南戦争、さらにさかのぼって、討幕に成功しながらも朝敵に滅ぼされて万古の心胸を開拓した楠木正成の闘いを連想してしまうのです。 日本軍はドイツとの同盟もあったとはいえ、東アジ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月10日 大東亜戦争 国体 皇室と論語 続きを読むread more
大東亜戦争の動機-國體の精華としての大東亜戦争(壱) 【『皇室と論語』(十八)】 西欧流文明国の体裁を整えるという政治的課題に応えるために制定された大日本帝国憲法を発布し、これを補う目的で教育勅語を下賜した日本は、明治二十七年八月、宗主国として朝鮮半島に対する支配を強めようとする清国と開戦し、これに勝利します。 これによって文明国と認められた日本は、念願であった、英国をはじめとする西洋列強と結んだ不平等条約を撤… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月05日 大東亜戦争 国体 皇室と論語 続きを読むread more
「令和」ー新元号に思うこと 四月一日、新元号が「令和」と閣議決定、発表されました。 何でまたエイプリルフールなんかに、という感じも致しますが、新年度の始まりということでしょう。事務手続き的混乱を避けるため、という政府の従来の説明とも矛盾しません。 新たな天皇の即位とともに発表されてきたこれまでのしきたりを破って、退位(本来なら譲位)される今上陛下… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年04月05日 新元号「令和」 国体 皇室 続きを読むread more
大日本帝国憲法と教育勅語の精神-大日本帝国における維新精神の継承(二) 【『皇室と論語』(十七)】 維新精神の本来的回復運動の内、まずは大日本帝国憲法の制定作業を見ていきます。 国会開設の詔により、その基礎となる憲法が欽定により制定されることが決定すると、大久保の後継者としての地位を固めつつあった伊藤を責任者として「プロシヤ」型の憲法理論に立脚して制定作業が進められる事になります。スタッフには、「プロシヤ」型憲法理論に拠ることを… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月26日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
天皇親政をめぐる論争-大日本帝国における維新精神の継承(一) 【『皇室と論語』(十六)】 「維新」という言葉は、詩経にある「周は旧邦なりと雖も、その命は維(こ)れ新たなり」に由来していて、革命とは異なります。あくまでも王朝政治の復古を表しますが、古色蒼然たるままの復古ということではありません。 当時の教養人の必読書の一つである『大学』は、上の詩経の言葉を引用して、次のように述べています。 「康誥」に曰く「克(よ)… トラックバック:0気持玉(2) コメント:4 2019年03月23日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
西南戦争の真相-明治維新(五) 【『皇室と論語』(十五)】 西郷帰郷後の政府は迷走を重ねます。 政変の主目的たる江藤新平が佐賀の征韓派(彼らは民権派でもある。彼ら旧武士階級にとって、民権とは国民としての義務を行う権利であり、彼らは輿論を提議し、公議として定まった国策に参加する権利として征韓論を主張していた。)と島津久光を崇敬する島義勇を首領とする保守派が組んだ決起に参加すると、これを討… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月19日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
征韓論破裂の真相-明治維新(四) 【『皇室と論語』 (十四)】 話は遡りますが、廃藩置県の成功は、当時の内閣に自信を植え付け、勢いに乗った政治的飛躍、冒険的政策へと駆り立てます。本来なら、公議として熟さぬ内の廃藩置県断行でしたから、次は内政に力を注いで混乱の収拾、人心の鎮静化に努めるべきでしたが、国外に対しては西洋各国への条約予備交渉のための勅使および視察団派遣、国内に対しては彼らが条約改正の前提… トラックバック:0気持玉(0) コメント:1 2019年03月15日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
廃藩置県の真相-明治維新(参) 【『皇室と論語』(十三)】 かなり端折っておりますが、詳しくは拙著『十人の侍』をご参照いただくとして、先に話を進めます。 廃藩置県の必要性をいち早く認識し、これを提唱したのは木戸孝允でしたが、彼はまずその第一段階の改革として版籍奉還(版図戸籍の奉還)の実施を強く説き、大久保の同意を得て、長薩の藩主自らが率先垂範してこれを行うことで、大きな一歩を進めました。明… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月13日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
王政復古討幕の真相-明治維新(弐) 【『皇室と論語』(十二)】 斉彬が自身の後継者と目していたのは、藩主就任に際して競争相手であった異母弟の久光でした。父斉興の正嫡で世子として届けられた斉彬が蘭学かぶれということで嫌われたのに対し、愛妾由羅の子として愛された久光でしたが、彼本人は学問好きで、藩主の地位に対する野心もなく、この兄を深く尊敬していました。一方で、斉彬の方も、彼の資質を見抜いて「志操方正… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月10日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
明治維新(壱)-島津斉彬 【『皇室と論語』(十一)】 最近、明治維新の再評価が盛んで、維新運動そのものに懐疑を突きつけたり、否定する内容の本が盛んに喧伝されていますが、筆者はあまり興味がなく、読んでもいません。というのは、彼らの宣伝文句の多くに、現在の価値規範で断罪しよう、批判しよう、との執筆意図がありありで、当時の人々の立場に立った上で、事件を客観的に評価しようとの意志が感じられないか… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月08日 国体 明治維新 皇室と論語 続きを読むread more
侍と論語(参)-織田信長・豊臣秀吉・徳川家康 【『皇室と論語』(十)】 次に拙著で取り上げたのは戦国時代の覇者三代、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康です。 彼らについてはそこでかなり詳細に検証したので、そちらを参照していただきたいのですが、ここでは簡単に触れたいと思います。 桶狭間の戦いで大軍を率いて尾張に侵攻してきた今川義元を討ち取って天下にその名を轟かせた若き信長は正親町天皇からの密使を受け入れ、… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月02日 国体 武士道 皇室と論語 続きを読むread more
侍と論語(弐)-足利義満 【『皇室と論語』 (九)】 南北朝の動乱という、この大混乱を招来した大きな要因の一つになったのが足利尊氏ですが、それを収束させたのは、彼の死からちょうど百日目に生まれた、彼の孫、義満でした。彼は日本国王と名のって明との朝貢外交を行い、皇位簒奪計画を実行に移し、それを果たす直前に死んだとして悪名高い人物ですが、事実は微妙に違ったのではないかと筆者は考えています。 … トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年03月01日 国体 武士道 皇室と論語 続きを読むread more
侍と論語(壱)-平将門・源頼朝・北条泰時・楠木正成 【『皇室と論語』(八)】 朝廷の権威と権力の衰退の中で、その政治的空白を埋めるかのように台頭してきたのが、在野の開拓農民として実力を蓄えてきた武士でした。幕末に王政復古が行われるまで、わかりやすく源頼朝の幕府開設を武家政治の始点とするなら六百七十余年、完全に草莽である北条氏によって上皇天皇が島送りになった承久の変を始点とするなら六百四十余年、武家政治は続いた… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年02月22日 国体 武士道 皇室と論語 続きを読むread more
皇室と論語の出合い 【『皇室と論語』(七)】 しばしばラジカルな問題提議を行ってきた西尾幹二氏の著作に、『皇太子さまへのご忠言』(平成二十年出版)という問題作があります。 現在皇室が直面している本質的危機に注意を喚起する内容で、氏の皇室に対する危機感と心配が、この、皇室に関する本としてはかなり刺激的な内容の本を生んだのです。 この本のまえがきの書き出しは西尾氏の皇室に対す… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年02月15日 国体 皇室と論語 皇室 続きを読むread more
昭和大帝の大御心「仁」ー敗戦時の失われた記憶(参)【『皇室と論語』(六)】 もうひとりの知識人の敗戦経験を紹介しておきたいと思います。 そのある知識人は次のように書いています。 …私が『論語』を、教室の講義のためでなく、自らのために読んだのは、敗戦後のことであった。あの敗戦のあとの、やるせないような虚脱を味わわれた方には、理解していただけることかと思う。私の机辺には、いつとはなく、『論語』と『聖書』と… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年02月08日 大東亜戦争 国体 皇室と論語 続きを読むread more
ユダヤ・キリスト教の浸潤による國體の危機ー敗戦時の失われた記憶(弐) 【『皇室と論語』(五)】 長谷川氏は『神やぶれたまはず』の最終章で、戦争末期に現れた「国體護持」の思想を議論の俎上に載せています。 國體思想が本格的に時代を動かしたのは幕末・維新期にまで溯ります。 氏が國體思想の代表例として挙げているのが、藤田東湖の『弘道館述義』ですが、次のように要約されています。 そこでの東湖は、まづ(ヨーロッパの「自然法」… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年02月01日 大東亜戦争 国体 皇室と論語 続きを読むread more
敗戦時の失われた記憶(壱)―天籟 【『皇室と論語』 (四)】 小林秀雄は日本の伝統、いや日本そのものと言ってよい「和」の伝統を語るに際して、『論語』の言葉を引用して、これを語りましたが、これは日本人にとって実に深刻な意味を持っています。小林は日本の「和」の伝統が「君子相和し、小人同ず」を究極の理想的状態としながら、「小人同じて相和せず」の状態に陥りがちなことを示唆しています。もっと穿った見方をす… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年01月25日 大東亜戦争 皇室と論語 皇室 続きを読むread more
「和」の伝統と『論語』―近衛文麿と小林秀雄の洞察 【 『皇室と論語』3】 戦前、國體明徴が叫ばれ、國體論議が盛んに行われた背景には、大正六年(一九一七)のロシア革命の衝撃を受けて、日本の知識階級に浸潤した共産主義が脅威をもって受け止められた経緯がありました。 大正時代、ヨーロッパでは人類史上初の世界大戦が勃発し(第一次世界大戦;大正三~七[1914~18])、未曽有の混乱の中でロシアでは革命が起こり、ドイ… トラックバック:0気持玉(1) コメント:4 2019年01月18日 国体 国際政治 皇室と論語 続きを読むread more
敗戦革命の脅威と国体論-スターリンの野望と尾崎秀実の転向 【「皇室と論語」(2)】 昭和を代表する批評家である小林秀雄によれば、「文化」とはそもそも、武力を使わずに民を教化することを指すといいます。 幕末の騒乱の結果、徳川幕府が倒れ、明治に御代替わりして西洋文明を積極的に受容して「カルチャー」という言葉が入ってきたとき、われわれの先人はその訳語として「文化」という言葉を当てました。「カルチャー」とは、「アグリカル… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2019年01月11日 国体 国際政治 皇室と論語 続きを読むread more
パンドラの筐―ヒトラーの予言 【「皇室と論語」(1)】 今上陛下の御譲位、新天皇の御即位という、平成の御代替わりを控えて、筆者は、これまでなかなかまとめきれないできた、昭和の敗戦以来、日本人の意識から失われてきたある種の伝統、それも日本を日本たらしめて来た骨太い伝統を明らかにしておきたいと思います。 今なぜこれが問われなければならないかと言えば、入国管理法改正という、実質的な移民政策に… トラックバック:0気持玉(3) コメント:0 2019年01月05日 ヒトラー 国体 皇室と論語 続きを読むread more
天長節一般参賀と皇室の弥栄 先日、平成三十年十二月二十三日は、平成の御代替わりを控えて最後の天長節(天皇陛下御生誕日)ということで、筆者にとって最初にして、今上陛下に対しましては最後となる、一般参賀に行ってまいりました。 内外の歴史を学ぶことを通じて、皇室の尊さとその御存在が危機に晒されていることをつくづくと感じている戦後生まれの筆者は、長和殿のベランダ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2018年12月31日 国体 国際政治 皇室 続きを読むread more
史上最凶の極悪人とされてきた男の日本の未来に関する予言 平成の御代替わりを控えて、日本人が見失ったある種の伝統を明らかにしたいと考えて書いてきた『皇室と論語』を次回から連載していきたいと思います。 一つの本として完成するまでの掲載にするつもりです。 今まで書いたエッセイに加筆修正し、まとめたものでもあるので、これまで筆者の論考を読んでこられた方には、特に新しい内容ではありません… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2018年12月15日 ヒトラー 国体 国際政治 続きを読むread more
百五十年経ってますます明治維新が理解できなくなった日本人 もう師走。 今年もあと少しですが、本年は明治維新百五十周年ということもあって、NHK大河ドラマが『西郷どん』であったり、明治維新を見直すと称して、否定する内容、今風に言えば「ディスる」ための本が多く出版され話題になりましたが、内容のモチーフを表しているはずの題名や帯の宣伝文句を見るだけで、皮相な内容が想像されるものばかりで、全く読… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2018年12月07日 歴史 明治維新 西郷隆盛 続きを読むread more
オールブラックスー世界のラグビーからみる歴史と文化ー 十一月三日にラグビー日本代表は、現在来日中の世界最強ニュージーランド代表「オール・ブラックス」と対戦します。 先週土曜日、来年日本で開催されるラグビーワールドカップ決勝会場となる横浜日産スタジアムで、タスマニア海峡をはさんで毎年対戦してきたライバルであるオーストラリア代表「ワラビーズ」(ワラビーは小型のカンガルー)に快勝したオ… トラックバック:0気持玉(0) コメント:0 2018年11月02日 歴史 スポーツ 文化 続きを読むread more
『織田信長とニーチェと論語』 Amazonオンデマンド版 発売 Amazonオンデマンド版『織田信長とニーチェと論語』(MyISBN - デザインエッグ社)が発売されましたのでお知らせいたします。税込価格1760円です。 モチーフという点で根底でつながっている『織田信長「超人」伝』と『ニーチェと論語』をまとめて紙の書籍化したものです。 内容紹介 第一部『織田信長「超人」… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2018年11月01日 織田信長 出版 ニーチェ 続きを読むread more
Amazon オンデマンド版 『十人の侍(中)』 販売開始のお知らせ Amazonオンデマンド版『十人の侍(中)』が十月十五日より販売開始となります。【税別価格4000円・税込み価格4320円】 紙の書籍です。 Kindle電子書籍版出版の告知でも書きましたが、江戸時代の儒学の伝統、そして、それがどのように維新回天の偉業につながったのか、廃藩置県に至るまでを、薩摩藩の王政復古討幕運動… トラックバック:0気持玉(4) コメント:0 2018年10月12日 西郷隆盛 映画 出版 続きを読むread more
西郷隆盛の命日 【Kindle版電子書籍『十人の侍(中)』出版!】 九月二十四日の西郷南洲翁の命日を前にして、みな様お待ちかね…かどうか知りませんが、『十人の侍(中)』がようやく完成し、kindle版電子書籍として出版しました。お値段の方は1,280円(+消費税)ということになります。 紙の書籍の方はAmazonの審査に少し時間がかかるので、今しばらくお待ちください。こちらはオンデマン… トラックバック:0気持玉(3) コメント:0 2018年09月24日 国体 西郷隆盛 出版 続きを読むread more
Kindle版電子書籍『織田信長「超人」伝』 出版! Kindle版電子書籍 『織田信長「超人」伝』を出版しました。 発売日が終戦の日である八月十五日になったのはたまたま作業のすべてが完了したのが、その前日十四日だったからです。 内容は、『十人の侍』の信長論では國體論の立場から意図的に削り落とした本来のモチーフに立ち返って、加筆したものです。柱となる検証部分は… トラックバック:0気持玉(4) コメント:0 2018年08月17日 織田信長 歴史 ニーチェ 続きを読むread more
終戦の日 本日、平成三十年八月十五日は七十三回目の終戦の日。 この時期が来ると毎年、日本国中であの戦争に関する様々な回顧がなされています。 今朝も、女性議員か、議員の卵か知りませんが、共産党の中年女性が近所の団地で街頭演説を行っていましたが、二千万のアジア人、三百万の日本人の尊い命が日本のせいで犠牲になったとして、強引に安倍政権批判… トラックバック:0気持玉(2) コメント:0 2018年08月15日 大東亜戦争 歴史 国体 続きを読むread more
オウム真理教主犯格七名の処刑 七月六日の朝、麻原彰晃こと松本智津夫をはじめとするオウム真理教幹部七名の死刑が執行されました。 オウム真理教と言えば、言わずと知れた地下鉄サリン事件をはじめとする数々の凶悪犯罪を犯した、まさに異形のカルト集団で、阪神淡路大震災の直後に起きた地下鉄サリン事件の発生から、教団施設の強制捜査によって明るみに出た悪事の数々に至るまで、… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2018年07月13日 オウム真理教 拉致問題 インテリジェンス 続きを読むread more
インテリジェンスについて ② 皇室における日本化された儒教 さて、これだけではありません。 前回は草莽における日本化された儒教の伝統の話でしたが、皇室における日本化された儒教の伝統は、より古く、より深くまで洞察しなければ見えてこないのです。 古く、しかも深く、ということは歴史事象の皮相だけ撫でていても目に見えないということです。 これは多くの識者が、史料が豊富なはずの維新史をあ… トラックバック:0気持玉(1) コメント:0 2018年07月10日 歴史 国体 インテリジェンス 続きを読むread more