テーマ:TPP

櫻井よしこ氏の戦略論の欠陥

 櫻井よしこ氏の日本を取り巻く厳しい国際情勢に対する認識を前回見た。  そこから、日米同盟重視と、対米追従の姿勢を見せている野田政権支持の戦略論が割り出された、との一つの見方を示しておいた。  親米保守がよく言う、国益主義、国民の生命と財産を守る、という近代合理主義的立場から言えば、こういった発想が出てくるのは自然なのだが、これに傾…
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櫻井よしこ氏の戦略

 前回、櫻井よしこ氏のTPP推進論と野田政権支持の論説を紹介した。 櫻井氏の立論に対して、水島総氏は、彼女はそもそも読売新聞の渡部恒夫氏に見出された人物であり、その関係に引きずられて、読売の論調に同調するような言論を展開している、と、そのような趣旨の批判をされていた。  しかし、櫻井氏がその程度の人物とは思われない。  櫻井…
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TPPと西郷南洲翁の遺訓

 前回、TPPと西郷南洲翁の遺訓を絡めて論じたが、これを補足する遺訓を紹介しておきたい。  これは明治三年十二月に、同じ薩摩人の坂元純熙(すみひろ)が各藩の状況視察への出発に際し、その目的を書いて渡した物である。  明治三年十二月といえば、南洲翁は鹿児島藩の大参事として、藩政改革を強力に推進していた時期である。  改革は軍制に…
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農業振興と環太平洋パートナーシップ協定(TPP)

 政の大體は、文を興し、武を振るい、農を励ますの三つに在り。  その他百般の事務は皆その三つの物を助くる具なり。  この三つの物の中において、時に従い勢に因り、施行先後の順序はあれど、 この三つの物を後にして、他を先にするは更に無し。  (『西郷南洲翁遺訓』三条)  南洲翁が政の大體の内の一つと言う「文」は、 …
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TPP論議 (追記)

 以下、経済評論家・三橋貴明氏のブログより転載。(http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10789812334.html)  (転載開始) 『毎日新聞2011年2月3日 「経済への視点 TPP交渉への参加 日本有利が不可能なわけは」  我が国はTPP(環太平洋パートナー…
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「遷都論」 (再掲載)

 (参考までに以前書いた「遷都論」という文章を再掲載しておく。)  ここで話題にしたいのは、再び人心の一致一和のことである。  彼らの運動における大まかなヴィジョンが、道理に基づく人心の一致一和にあったことはすでに見てきた。  それは『孟子』の「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という思想に基づいている。  し…
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TPP論議

 西郷論を書くことも、維新論を書くことも、伝統論を書くことも、皇室論を書くことも、結局は国体論を違う斬り口から書くことであり、国家百年の大計はそこに胚胎している。 たとえば昨年後半になって、降って沸いたように、国民の前に現れ、十分な議論がなされぬままに進められているTPPの議論があるが、「日本文化チャンネル桜」の次の経済討論…
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