テーマ:伝統

織田信長の天道思想

 戦国の混乱を収拾しようとした織田信長は天道思想を強く信じていた。    「天下一統」「天下布武」「天正」「天主」  「天」は彼の事業を理解する上でのキーワードである。  彼の人生は戦争と政治に明け暮れて、これと言った文書を残さなかったが、様々な記録や証言から、凡そつかむことができる。  特に小瀬甫庵が愚直と評した太…
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西尾幹二氏へのもう数言

「皇室と『論語』」はまだ終っていないが、急がずにまとめていくことにして、西尾幹二氏が五月九日付のブログ記事「もうひとこと申し上げる」で次のような問題提議を行っておられるので紹介したい。 http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1290 「…最近、皇室問題がしきりに論じられるが、皇室が危機にあるか…
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本当はなかった西郷隆盛の「江戸撹乱工作」

『西郷南洲伝』「維新初政」編 第五回配信分「いわゆる江戸撹乱工作」をブクログにて配信いたしましたのでお知らせいたします。  http://p.booklog.jp/users/yamatogokoro  内容は、通説のようになっている西郷南洲翁によるいわゆる江戸撹乱工作は本当にあったのか否か、というものです。  …
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「『つくる会』の本の出版を決意」 (「えんだんじのブログ」より転載)

【記事転載開始】 「去年、私は自分のブログで「新しい歴史教科書をつくる会」、通称「つくる会」の本を書くと宣言しました。さっそく書き上げ、原稿を出版社(A)に提出した。出版社から原稿がまるで「つくる会」の広報誌みたいだと言われました。そこで原稿を書き直し再度(A)出版社に提出した。その結果を数ヶ月待たされた。やっと出た結果は、(…
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西尾幹二氏への数言 【その壱】

 西尾幹二氏に「西郷隆盛さん」とからかわれた。   西郷真理教の信者さんよ、そんなところに、いや、聖なるもののどこを探しても、動かない真実などありはしないのだよ。  そういうことだろう。 (参照;http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1263 コメント欄)  「動かない真実を探しても無駄」と…
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日本人と『論語』 

 前々回の記事で紹介したブログ『ねずさんのひとりごと』に面白い記事を見つけたので紹介したい。 『ねずさんのひとりごと』 「天下の公民4/論語と日本的規範」;http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1767.html  日本人と支那人の『論語』の読み方が、正反対と言っていいほどに全く…
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東條英機の遺言改竄について (2月15日追記)

前回、東條英機の遺言を紹介したが、世上流布している彼の遺言の多くが改竄されていると指摘しているブログ記事を見つけたので紹介する。 『ねずさんのひとりごと』 「要人の遺書まで改ざんする戦後左翼の横暴」 ;http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1784.html  私が遺言を引用した『…
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明治維新の日

 本日は「王政復古の大号令」が煥発され、その精神に則って「小御所会議」が開かれた、我々日本人が忘れてはならない一日である。 「日本を取り戻す」なら、大東亜戦争も含めて、こういった深い所に埋もれてしまった歴史認識が、掘り起こされて、その基盤とならなければ、取り戻したところで、それは足腰のしっかりと定まったものとはならないはずだ。 …
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「和」の伝統 … 勝海舟 ③

 慶応三年三月。  勝海舟が江戸に殺到しようとしている官軍の参謀諸君、なかんづく西郷南洲翁に宛てた有名な書簡は、道義に則った処置を官軍に要求する内容だと言える。  文書は次の言葉で始まる。 「無偏無党、王道堂々たり。」  冒頭のこの強い言葉が何を指すのか。  勝はまず、自分が旧幕府、一徳川家のために謀る者で…
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小林秀雄と「和」の伝統

 聖徳太子の「十七条憲法」を通じて、「和」の伝統について考えているが、ちょうど、小林秀雄が「和」の伝統について語った文章に出会ったので紹介しておく。  文章の題は「文学者の提携について」で、戦争真っ只中の昭和十八年十月に『文藝』誌上に発表されたエッセイである。  大東亜戦争に前後する時代は、荒れ狂う国際情勢の中で、「和」の文化が…
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日本人の卑しさと「和」の文化

「えんだんじ」氏が指摘する日本人の卑劣、卑怯、卑屈の指摘は、身近な社会生活の中でいくらでも思い当たるところがある。  氏の指摘するところによると、日本民族の欠陥とは、一つは、正義感の欠如、一つは現実直視力の欠如、一つは「長いものに巻かれろ」式の態度、一つは理性より情緒に流されがち、という点にある。そこから日本民族の卑劣、卑怯、卑屈な…
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保守の限界

 いわゆる「保守」は反共産主義であった経緯から、基本的に反中国であり、そういった面から支那の政治・歴史・文化に詳しい知識人も多く、支那における儒教への理解から、儒教体制、延いては儒教思想そのものに対する嫌悪感が強い。  今思いつくだけで、宮崎正弘氏、岡田英弘氏、江藤淳氏などが挙げられる。  台湾の独立派・黄文雄氏も同じである。 …
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腹黒い世界に飲み込まれている日本

 いつもの事ながら、日本文化チャンネル「さくら」の水島総氏の洞察には感服のほかない。  【世界は腹黒い】中国の諜報工作とアメリカの宣伝工作[桜H24/5/31] http://www.youtube.com/watch?v=Bu1TzE8tAKY 【茶番劇】野田・小沢会談は大連立へのセレモニーか[桜H24/5/31] …
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「保守」とは何か

 少し前の論文になるが、西尾幹二氏の「日本には『保守』は存在しない。」という論文を紹介したい。 「日本には『保守』は存在しない。」 西尾幹二(http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1159)  私は前から日本には「保守」と呼べるような政治的文化的集団ないし階層は存在しない、と思っていた…
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織田信長と論語

 以前、「織田信長と論語」と題した文章を掲載したことがある。  これは「南洲翁遺訓解説」という連載の「天地自然の道」補記として文章にしたものだが、それを再掲載する。 (引用開始)  織田信長が『論語』を読んでいたなどというのはありそうもない話だ。  実際、私の知る限りでも、彼が『論語』を読んだなどという記述に接したこ…
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さくら (その参)

 咲きこぼれ、風に舞い散りはじめたさくらが綺麗である。  その中にいると、谷崎潤一郎の『細雪』の有名な場面を思い出す。  幸子は昔、貞之助と新婚旅行に行った時に、箱根の旅館で食い物の好き嫌いの話が出、君は魚では何が一番好きかと聞かれたので、「鯛やわ」と答えて貞之助におかしがられたことがあった。貞之助が笑ったのは、鯛とはあまり…
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さくら (その壱)

花のいろは うつりにけりな いたづらに  我が身よにふる ながめせしまに        小野小町 (『小倉百人一首』) 久方の 光りのどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ           紀友則 (『古今和歌集』) 世の中に たへて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし        …
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直毘霊(なおびのみたま)

 本居宣長がまことの道を論じた『直毘霊』全文を掲載しているサイトがあったので、紹介させていただく。 『直毘霊・原文』 http://www.norinaga.jp/shoin/naobitama.html 『本居宣長研究ノート「大和心とは」』 http://www.norinaga.jp/index.html …
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『古事記』 千三百回目の誕生日

 本日、二月十九日(旧暦正月二十八日)は、元明天皇から稗田阿礼の誦習する『帝紀』『旧辞』を筆録して史書を編纂するよう命じられた太安万侶が、これを完成し、献上した日に当たる。 『古事記』ウィキ解説;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98  ちょうど千三百…
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船中八策

 橋下徹・大阪市長が主導する大阪維新の会が選挙公約の骨子を、坂本龍馬の船中八策にちなんで、「維新版・船中八策」と名づけて公表した。 「(大阪維新の会の選挙公約は)国民に嫌なことばかりだ。ただ、これをやり切れば、日本はもう一度リンゴがふさふさ(実る国)になる」 (読売新聞2月15日付) 橋下徹・大阪市長、「大阪維新の会」代表…
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日本人の国際主義 (その参)

 勤勉さは日本国民が世界に誇るべき特色にして、国民経済を支えてきた美徳である。  十一月二十三日は「勤労感謝の日」だが、その趣旨は、「祝日法」によれば、「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝し合う」ことにあるとされている。  まことに結構な趣旨だが、いわゆる「祝日法」、すなわち「国民の祝日に関する法律」は、昭和二十三年、アメリカ…
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西郷南洲翁の命日

 九月二十四日は、西郷南洲翁の命日である。 ここ数日、南洲翁の遺訓を、聖徳太子の『十七条憲法』とともに、改めて読み返している。  『(新)西郷南洲伝』の上巻を世に問うて既に五年、下巻を世に問うて既に三年が経過しているが、世間一般で特に南洲翁に対する新たな議論が起こり、認識が改まった、ということもなさそうである。  これ…
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野田「どぜう鍋」内閣の不義、不仁

 野田「どぜう鍋」内閣の不義、不仁を言って、出揃った大臣の不義、不仁を一人一人論うまでもないので他に譲ることにする。  ここでは、保守を看板とし、これまでの発言から、一部保守層の期待を集めていると思われる野田首相に焦点を絞って論ずることにする。  野田佳彦首相のかねてからの口癖は「日本の曲がった背中を伸ばす」だったそうだ。  …
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すくわれる「どじょう」?野田首相

 前回、青山繁晴氏のレポートを元に、野田首相について論じたが、その後、首相は保守政治家として最初の試金石となる朝鮮学校無償化の問題について、「厳正に審査していただきたい」と記者の質問に答えたそうだ。  (参照)  ①「青山繁晴さんのファンサイト・淡交ブログ」  『青山繁晴「アンカー」9月7日 野田首相の組閣人事から見え…
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新宰相・野田佳彦氏について

 新たに首相に就任した野田佳彦氏について、前回、その経歴を見て、ふと連想した『論語』の言葉を引用しておいた。  巧言令色、鮮(すく)なし仁。  言葉巧みで、色を令(せ)しめる。少ないものだよ、その仁は。  仁とは愛に端を発する伝統精神、歴史意識のことである。  孔子によれば、巧言とは徳を乱すものであり、令色・足恭…
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今後の活動について

 今後の活動について書きたい。  このブログをこれまでお読みいただいてきた方はすでにご承知のことと思うが、今後の活動としてとりあえず考えていることは、「国體論」を書いていくことである。  しかし、「国體論」は日本人としての自己を深く探って、強く引き出す行為に他ならない。少しづつこのブログでも書いてきたが、なかなか片手間でできるも…
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「天罰」発言 再考 (その弐)

 前回は前置きで終わってしまったが、「天罰」発言に対する再考である。  石原慎太郎氏や櫻井よしこ氏、あるいは西村眞吾氏の天という超越的存在に絡めた発言の背景に、日本の伝統的な天人相関の思想があることはかつて触れた。  そこでは次のように書いた。 「この列島の先人達は、古来、数々の天災と戦ってきた。  そして、この国の…
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「天罰」発言 再考 (その壱)

 以前触れた石原慎太郎都知事の「天罰」発言について、もう一度触れておきたい。  石原都知事の天罰発言とは次のようなものである。 (「産経新聞」記事より引用開始)  東京都の石原慎太郎知事は14日、東日本大震災への国民の対応について記者団に問われ、「我欲で縛られた政治もポピュリズムでやっている。それを一気に押し流す。津波…
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「硫黄島からの手紙」と「父親たちの日章旗」

 世界を驚愕させた日露戦争における日本の勝利。  これは、有色人種の全ての奴隷化を目指す、白色人種の社会を震撼させた。  彼らは日本を脅威視するようになった。  それは特にアメリカにおいて著しかったのである。  硫黄島における抗戦において、市丸利之助海軍中将は、玉砕を前にして、ルーズベルトに手紙を書いて次のように言った。 …
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市丸利之助海軍中将の「ルーズベルトに与うる書」

 大東亜戦争は、アメリカが悪い。  戦争勃発の要因を探っていって、「えんだんじ」先生はそういった結論を出された。  もちろん、戦争である以上、双方にお国の事情があり、双方の正義が掲げられることになる。  アメリカが掲げる大義名分はいつの時代の戦争でも大体想像がつく。  自由・平等・人権や民主主義といった価値である。  これ…
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