「全国の『つくる会』会員の皆様方へ(2)」 (「えんだんじのブログ」より転載)

「全国の『つくる会』会員の皆様方へ(2)」

http://www.endanji.com/?p=519


今月初めの6月2日、私は上記のタイトルのブログ記事を書きました。記事の内容は、つい最近本にするつもりで書き上げた「育鵬社教科書盗作事件」の原稿の紹介でした。ところが6月7日に私のブログ管理人は、サーバーから次のようなメイルをもらいました。
メイルの内容を紹介しますが、実名はさけてW記者としています。

引用開始

お世話になっております。下記の内容にて、外部から、迷惑・違反行為のご連絡、弊社への対応依頼を頂戴しております。お手数ではございますが、お客様にて対応をお願い申し上げます。同様の通報が継続して来る場合や緊急な場合には、弊社で何らかの対処をしなくてはなりません。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

担当:ABUSE対策部門

以下内容の抜粋です。

2012年6月4日 16:09 W記者

株式会社デジロック 代表取締役 平岩健二様

産経新聞記者のWと申します。貴社のサーバー上に開設されている「えんだんじのブログ」において「産経新聞は、八木を援護するためにある一定期間、ウソデタラメな記事を書きまくった。これはうそではありません。事実をつきつけることができるのです。産経のW記者は、記者として職業倫理を犯していたと言っていい」と言う記述がありますが、これは名誉毀損行為です。
私は平成18年、インターネット上に同様の書き込みをした被疑者を名誉毀損罪で東京地方検察庁に告訴した経緯があります。被疑者は検察官から取り調べを受け「今後同様の行為を行ったら処罰する」との説論を受けております。
別の被疑者とはいえ、同様の行為が行われたことに精神的苦痛を受けております。本日中に削除するようお願い申し上げます。削除なき場合には法的手段を検討せざるを得ません。

平成24年6月4日

W記者

引用終了

 私のブログ管理人は、この通知を受け取ると私に気をきかしてくれたのでしょう、すぐに私のブログ記事を非公開にしてくれました。私はそのまま非公開にしておいてしばらく様子を見るつもりでした。私はブログ管理者から、ブログ記事の載せ方、コメントの載せ方、コメントの返答のし方、記事の削除・訂正の仕方など学んでおりますが、非公開の仕方、非公開から公開の仕方などは学んでいませんでした。そこで非公開はどうするのだろうか、非公開を公開するにはどうするのだろうかとパソコンをいじくっている間に非公開が公開になったりしてあわてて非公開に戻したつもりが削除になってしまいました。読者のコメントも非公開だったものが削除になってしまい、読者には失礼なことをしてしまいました。私のチョンボではからずも産経記者の要求どおりの「削除」なってしまったのです。

 一方私はW記者のメイルを「つくる会」内部に転載しました。すると藤岡信勝前会長、現理事から次のようなメイルを戴きました。メイルには記者の実名入りですが、ここではW記者としています。

引用開始

2012年6月8日

藤岡信勝です。
産経新聞記者・Wは、平成18年、私、藤岡信勝を東京地検特捜部に刑事告訴した。私がブログに書いた記事が名誉毀損にあたるというのである。私は産経新聞の「正論」欄の執筆者であり、新聞社から見てお客あるいは協力者といった立場になるとおもわれるが、その新聞社の社員が、執筆者を告訴するなど、前代未聞の珍事である。
私は東京地検に呼び出されたので事情を説明したが、担当検事はWの訴えを全く非常識なこととして問題にもせず、当然不起訴になった。担当検事は「困ったことだ」と言い、W
を呼んで注意しておくと言った。こういう記者を産経新聞社が未だに雇っていること自体が不可思議である。
ところが去る6月4日、Wは「えんだんじのブログ」の記事が名誉毀損にあたるとしてサーバー業者に削除をもうし入れている。そのメイルの中で言及されている「被疑者」とは私・藤岡に他ならない。そして「被疑者は検察官から取り調べ受け『今後同様の行為を行ったら処罰する』との説論を受けております」というのは、事実無根の嘘である。あたかも私の記事が検察官によって違法であると判断されたかのように印象を振りまく、このような虚偽を書いてブログ上の言論を弾圧しようとするのは、新聞記者にあるまじき行為であり、これだけで、新聞記者失格である。
私は産経新聞の役員に、この件で善処されるよう依頼する文書を送る予定である。(平成24.6.8)

引用終了


 私はこの藤岡氏のメイルを理由に私の削除したブログ記事を再度載せようかと考えましたがやめました。
その理由は以下の通りです。

(1)私は私のブログ管理者のサーバーを使わせてもらっているので、現在の私はブログ上では誰ともけんかできないような状態です。ブログ管理者に迷惑がかかるからです。
(2)私は自分の過失で読者のコメントを削除してしまっていますから、自分のブログ記事だけの復活はしたくありません。
(3)私の戦う相手は新聞記者でなく産経新聞なのです。産経新聞がW記者にあのような記事を書かせたと思っているからです。
(4)また本の原稿も最初に紹介した時より厚くなり内容も充実したから紹介しなおそうとも思っていたからでもあります。


「育鵬社教科書盗作事件」の本は、前回のブログで紹介したように、第一章「つくる会」十五年の軌跡、第二章 育鵬社著作権侵害の実態、第三章 私の主張、の三部構成です。第二章も第三章も原稿の内容はほとんど変わりありません。しかし第一章は、かなり文章を追加し内容を充実させました。前回の目次と修正原稿の目次を比較すると違いがわかります。
前回原稿の目次 第一章 「つくる会」十五年の軌跡

        一。 首脳陣の離合集散
        二。 初の文科省検定教科書作成
        三。 乗っ取り騒動
        四。 乗っ取り騒動の収め方
        五。 「つくる会」と扶桑社の絶縁
        六。 育鵬社の登場
        七。 育鵬社教科書の欠点
        八。 嵌められた安倍元総理
        九。 「つくる会」の奮闘

修正原稿の目次 第一章 「つくる会」十五年の軌跡

          一。二。は前回と同じ
          三。 乗っ取り騒動
         (1) 八木秀次氏の人間性
         (2) 産経新聞の捏造、歪曲記事
         (3) 公安警察等を語っての怪メール
          四。 乗っ取り騒動の収拾
         (1) あまりにも日本的収めかた
         (2) 「つくる会」独自性の堅持
          五。 「つくる会」つぶし
         (1) 扶桑社からの絶縁状
         (2) 育鵬社の登場
         (3) 複数の反「つくる会」ブログの登場
          六。 育鵬社教科書の欠点
          七。 嵌められた安倍元総理
          八。 「つくる会」の奮闘

 これで読者もお分かりのように三。四。五に筆を加え内容を充実させ、著者、私の主張をはっきりとさせました。産経新聞と八木一派はタッグを組んで「つくる会」を乗っ取ろうとしました。その過程で新聞記者Wは、あのような記事を産経から書かされたと言っていいでしょう。「つくる会」乗っ取りが失敗に終わると、彼らは「つくる会」を潰しにかかったのです。具体的証拠があるかと言えば、ありません。しかし状況証拠を積み重ねていくとそう解釈するのが当然だと私は考えています。そのような考えを基に本を書いていますから、本出版後産経新聞や八木からの激しい反発があるでしょう、覚悟の上です。一寸の虫にも五分の魂。私の正義感が許さないのです。

 W記者は、日頃私のブログを注視しているのでしょう。だからあの記事に触れたら即座に名誉毀損だ、削除しろと要求してきたのでしょう。新聞記者は、6年も前に書いた自分の記事を覚えているものなのでしょうか。私など去年のブログに何を書いたか覚えていません。勿論、大スクープ記事を書いたなら、一生の想い出ぐらいにその記者は記憶するでしょう。しかし日頃記事を書いている記者が6年前に書いた記事を覚えているでしょうか。しかしW記者は、覚えていて即座に反応したのです。なぜでしょう。あの記事がW記者のトラウマになっているのだと私は考えています。なぜトラウマになっているのか?彼の意に反したことを、あるいは事実に反することを書かされたからではないでしょうか。彼のトラウマを治すには、「つくる会」が潰れることなのです。「つくる会」が潰れれば、誰も彼の古傷ともいえるあの記事を追及することがないからです。それだけに彼は今でも「つくる会」潰しに熱心だと言われているのも、そのためだと思います。その点から言えば、私も元はサラリーマン。彼に同情したくなる点もあります。最悪者は八木と産経新聞。彼は両者の道具に過ぎなかったと私は見ています。

 産経新聞は、確かに最初の頃は、「つくる会」に非常に協力的だった。しかし「つくる会」が産経新聞の一方的要求に屈しないとわかると、御しやすい八木をかついで乗っ取りを計り、失敗すると扶桑社を絶縁させ「つくる会」を潰しにかかった。「つくる会」との共存共栄などという殊勝な考えなど微塵もなく、今度は育鵬社の盗作です。フジサンケイグループは、教科書ビジネスでは、最悪の悪です。「つくる会」をなめるのもいいかげんにしろと言いたい。この本は、「つくる会」会員の怒りの本です。

 最後に私はブログの管理人に、もしW記者が名誉毀損か何かの理由でこの記事をも削除するよう要求してきたらおとなしく従うように言ってあります。同時に現在私独自のサーバーを探すよう指示し、いずれブログの引越しをするつもりです。これからは自分のふんどしで充分に戦う決心でいます。
「つくる会」の皆様を初め読者の方々には、大変ご迷惑をかけてしまいました。これからもご支援、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。


 

 引用文中にある産経新聞のW記者とは、渡辺浩記者のことである。言論に携わるものが、自己の言論行為への批判に対して、堂々と言論で戦うのではなく、精神的苦痛を受けたとして司法に訴えるとはあまりに情けないではないか。
 個人としてまともに扱うに値しない人物だ。
 記者としては、産経新聞という一大組織の一員として、すなわち、達れる者少ない「党」の「和」の中で、こういった行為に走ったに過ぎないのだろう。一応は保守とされる産経新聞の「和」もまた、こういった卑怯、卑劣の温床となるのである。
 産経新聞がこの記者をどう扱うかに注視したい。

 また、しばらく、私がなぜ「えんだんじ」氏の主張を支持するか、伝統の観点から述べて行きたいと思う。

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