東日本大震災






 11日に東北地方を襲った大地震、および大津波による被害は戦慄的なものとなっています。
 不自由にして、不安な日々を過ごしておられる被災者の方々にはお見舞い申し上げるとともに、不幸にも亡くなられた方々には哀悼の意を捧げたいと思います。


 私自身、16年前に阪神・淡路大震災を経験し、先月22日に起きたニュージーランド・クライストチャーチにおける地震では身内が被災したところでした。
 あの倒壊した大聖堂から数キロのところに住んでいましたが、マスコミは日本人移住者のことは関心の外で、人数的には圧倒的少数の留学生や旅行者のことしか報じず、一方で外務省は一切把握できておらずで、数日間、無事かどうか確認が取れずに、やきもきした日々を過ごさねばなりませんでした。

 その数日間は、忘れかけていた16年前の記憶を呼び覚まして、情報不足でつかめない現地の状況を把握しようと努めました。
 
 幸い、この身内は無事だったのですが、阪神・淡路大震災とニュージーランド・クライストチャーチの二つの都市直下型の大地震を経験したことになります。
 広島・長崎の二重被爆者を笑いのネタにした英国BBCの番組なら「世界一運が悪い男」と報道するところでしょうが、確かに二つの大震災を経験したという点で運が悪かったとは言えるかもしれませんが、生き延びたという点で運が強いことを証明したとも言えるでしょう。
 
 今回の東北地方における地震でも、阪神大震災に限らず、二重被災者となられた方は多くいるものと推察されます。


 阪神・淡路大震災後の、大東亜戦争後の焼け野原のような光景、道路をも塞いだ瓦礫の山が脳裏に蘇ってきますが、あの津波の戦慄的な映像と原子力発電所における事故はそれを上回る、激甚な被害を受けたことを物語っています。

 被災者の方々のご心情とご苦労は察するに余りあります。

 でも報道に見る被災者のお互いを気遣いながら助け合っている姿を見ると、日本人の本来の姿を見ることが出来、大丈夫、きっと復興できる、との思いを強くしました。
 

 反日的な思想の持ち主である管総理以下閣僚でさえ、思わず「国難」という言葉を口にしていましたが、日本人が一致協力、一致一和したとき、とてつもない国難を克服してきました。

 幕末以来でも、明治維新を始めとして、急速な近代化と富国強兵を実現するとともに、日本の安全保障上の見地から朝鮮半島の安定化のために、大国清と戦ってこれを退け(日清戦争)、次いで世界最強の陸軍国ロシアと戦ってこれを辛うじて退けました。 
 ついで東アジアにおける覇権確立を目論むアメリカと同盟を結んだ連合国と史上最大規模の戦争を戦って、敗れはしたものの、彼ら白色人種の世界制覇の野望の達成をぎりぎり阻止しました。
 これによって、日本の国土は焦土と化しましたが、日本人は一致協力して、戦後復興を成し遂げたのです。

 日本人が日本人らしく生きること。
 そのことが他文明では決してありえない、数々の奇跡を成し遂げてきたのです。

 報道で見聞きする被災地における人々の振る舞いには、この日本人の特性が困難に遭って却って生命力を漲らせていることが窺えます。
 
 日本人の多くがこれを国難と受け止めて心を合わせているように感じられます。遠く離れた関西にいてもそれはひしひしと感じられます。個人から団体に至るまで至る所で募金活動が行われています。
 多くの人は決してこれを他人事と思ってはいないのです。
 
 自分もそのうちの一人です。
 現状で出来ることは限られていますが、せめて、生活を切り詰めて、義捐金という形で復興に協力したいと考えております。

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