日本の至宝 『日本文化チャンネル 桜 』

 少し前のことになるが、「日本文化チャンネル 桜 」から次のようなメールが視聴者に送られてきたので紹介したい。

「皆様へ

 日本文化チャンネル桜は、平成二十一年九月一日より、スカパー!CH219の放送を一旦、休止をさせていただき、別のチャンネルの夜の時間帯で、二時間の放送を九月一日より続けさせていただきます。チャンネル名は、既に決まっていますが発表は八月初頭までお待ちください。

 六月からの二十四時間放送開始の決断は、二千人委員会達成前ではありましたが、世界経済危機や総選挙等、内外の激動と国難の時代に入った我が国の現状を鑑み、国民に「タブー無き」自由で正直な情報提供と、日本を主語とした「正論」の発信を目指し、何とか四時間という長い時間の放送枠を確保するため、決断され、実行されました。

 二十四時間の放送の内、二十時間の貸し出しで年間二億円二千万円程度かかる衛星放送使用料、プラットフォーム料、番組送信料をまかなう予定でした。

 弊社は、二十時間の時間枠借入の申し出のあった株式会社シーエス東京と二年契約の月額一千八百万円の放送枠使用料で正式契約し、スカパーJSAT株式会社営業部承認の後、株式会社シーエス東京が、二十時間の契約を本当に履行するか試すため、スカパー!への前払い保証金約三千万円の支払いを求めました。これにシーエス東京が応じて、実行したため、正式契約したのでした。

 しかし、六月一日から「チャンネル桜、スカイアイチャンネル」として二十四時間放送を開始し、これまで一日二十時間の「通販番組」の放送枠を二ヶ月間、提供し続けたにもかかわらず、シーエス東京は、一ヶ月目から契約履行の支払いを実行せず、度重なる督促にもかかわらず、いまだ支払いを履行しておりません。

 弊社はシーエス東京に支払い履行催告と七月三十一日をもって契約打ち切りを通告しました。

 繰り返しますが、二十時間の番組枠料が確保できない以上、二十四時間放送は、新たな貸出枠が決まるまで、一旦、休止させていただきます。しかし、チャンネル桜の放送自体は別チャンネルにて、二時間枠を確保し、堂々、放送を続けますので、何卒ご安心ください。

 二千人委員会が達成されれば、これまでのように四時間枠の復活も可能になります。

 日本文化チャンネル桜は「経営危機」に陥っているわけでは全くありません。このような誤解が生まれぬよう、今回、御知らせをさせていただきました。

 日本文化チャンネル桜は、確かに小さな貧乏企業でありますが、私たちは絶対、倒れません。チャンネル桜二千人委員会や友の会の皆様
の支えがあるからです。これまで銀行等が融資してくれなかったこともありますが、貧乏であっても借金はありませんでした。実に健全な経営を続けて来たのです。

 チャンネル桜の事業は、これまでのビジネスモデルとは全く異なるものです。普通のテレビ局の企業経営では、あり得ない経営理念で創立されました。企業というものは、普通、何よりも収益を目指すものですが、弊社は異なります。報道機関として、独立不羈を守り、自由な報道を確保するために、スポンサーシステムの断念を決めました。決めたと言うより、スポンサーがつかなくても、自由で正直な報道に徹しようと決意したのです。例えば、日本の上位四千社だけとっても、ほとんどが、中国や朝鮮半島とのビジネス関係があるため、チャンネル桜のスポンサーにはなりません。その下請け各社も同様です。その現実を踏まえた上で、このビジネスモデルのスポンサーになってもらおうと、私たちが決めたのは、日本人のための正直で勇気ある放送局を期待する日本草莽の皆さんでした。

 皆様が御存知のように、これまでチャンネル桜の発信してきた情報や分析によって、一体、日本で何が起きたのか思い起こしてみてください。最近では、NHK抗議運動、沖縄集団自決報道、ウィグル報道、チベット報道、外国人地方参政権報道、皇室典範改悪反対運動、人権擁護法案報道、国籍法報道等々、マスメディアが報道しない「戦後日本のタブー」への挑戦を、日本文化チャンネル桜は一手に引き受けてまいりました。今やインターネット動画配信の拡大に連動し、日本文化チャンネル桜の存在は、我が国唯一の完全独立報道機関としての地位を確立してまいりました。しかし、チャンネル桜の急速な影響力の拡大を恐れ、憎み、妬み、あるいは何とか破壊、消滅を願う勢力は、内外に満ち満ちています。

 私たちは、この光輝ある立場を誇りに思います。責任も痛感します。

 チャンネル桜が推進しているのは、単なる放送事業だけでなく、内外の「日本の敵」に対する情報「戦争」だと考えているからです。これは「戦争」です。中共政府の言葉を借りれば、「超限戦」なのです。情報戦争にも、様々な「戦闘」がありますが、NHK抗議運動は、大きな情報戦の「正面戦」です。同時に、チャンネル桜という草莽テレビ局の放送事業の継続と発展も、その一環だと考えています。本年六月、私たちは二十四時間放送を、六分四分の勝利の可能性を見て、踏み切りました。結果的に、一時撤退を余儀なくされましたが、保証金や通販エージェントへの債権等を充当するため、経営体制はびくともしません。こういうこともあろうかとの予想もしながら、二十四時間放送に踏み切ったからです。今回は、一旦、身の丈にあった放送枠に戻しますが、チャンネル枠は確保されています。再び、私たちは二十四時間放送を目指していきます。

 私たち日本文化チャンネル桜は「良き日本」を実現するために、何でも、何度でも、何時でも、挑戦をし続けます。うまくいくからやる、うまくいかないからやらないのではありません。日本にやるべきことがあるから、それを行うべく、決然と起つのです。

 チャンネル桜は、我が国の伝統文化の復興と保持を目指し、戦後日本を見直そうとする日本で最初の、唯一の草莽メディアとして創立されました。

 私達のチャンネルは、いかなる政治団体・宗教団体・大企業等から、一円のお金さえも受け取らぬ、文字通り、独立不羈の草莽チャンネルであります。
 本当に、日本草莽の皆様の手によってだけで支えられている草莽テレビ局です。

 私達はそれを誇りに思います。

 だから、私たちは絶対に倒れません。私たちは絶対に屈せず、負けません。

 日本草莽の同志がいる限り、私たちは、独立不羈、草莽崛起の旗を掲げ続けます。

 御存知のように、日本文化チャンネル桜の社是は、「草莽崛起」(吉田松陰)と「敬天愛人」(西郷南洲)であります。
 これからも、その「志」実現へと邁進する所存であります。

命もいらず、名もいらず、
官位も金もいらぬ人は、仕抹に困るもの也。
此の仕抹に困る人ならでは、艱難を共にして
国家の大業は成し得られぬなり。
                  西郷南洲翁遺訓より

 私達は、「仕抹に困る」メディアであり続けます。
 私達は、日本を最も愛するメディアであり続けます。
 私達は、日本と日本人を信じます。
 私達は、日本と日本人の未来を信じます。

 私達は、草莽崛起メディア「日本文化チャンネル桜」です。

 日本全国草莽の皆様、これからも御指導と御支援のほど、心よりお願い申し上げます。

株式会社日本文化チャンネル桜 代表取締役社長   水島 総
株式会社日本文化チャンネル桜           社員一同」
 


「日本文化チャンネル桜」代表取締役社長水島氏は、私が現在活躍している日本人の中でも最も敬服している人物の一人である。その氏が主催している『チャンネル桜』は、日本の大手メディアが、中国への、中国共産党政権への遠慮から、日本国民の目と耳を塞ぐために決して伝えようとしない、日本の存立に関して必要な情報を伝える唯一のメディアである。

 水島氏は番組で視聴者にむかって次のように訴えておられる。

 http://www.youtube.com/watch?v=uTSxGTgbLt8

 私は水島氏がここで訴えておられることが、本心からのものであることを信じて疑わない。
 渡部昇一氏は水島氏のこの戦いを楠木正成の戦いになぞらえておられるそうだが、全く同感である。

 司馬遼太郎はかつて楠木正成について次のように書いたことがある。

「楠木正成が宋学の徒であったかどうかは、直接の史料にはない。が、傍証的にはそうだったろうと考えられる。
 その家は草莽(そうもう)の土豪にすぎなかった。かれは後醍醐天皇の流浪時代に先んじて討幕の挙に参加し、河内金剛山のふもとの赤坂に、満天下の敵をひきつけるための城塞をつくった。
 これによって世間がどう動くかということを見きわめぬいていた人物だった。かれは卓越した戦術家だっただけでなく、世間というものを、心理学的に、あるいは政治力学という点で、心得きっていたといえる。こういう器量の人物は、それ以前の日本史には見あたらない。
 要するに、千に満たぬ手兵をもって幕府軍二十万七千六百騎(『太平記』)の大軍に対抗したのである。その間、神秘的なほどに巧緻な要塞戦を演じて、天下を統べる北条執権府がいかに無能で弱いかを天下に曝け出させた。げんに天下の多くが、北条執権府を見かぎった。大量伝達方式(マス・コミュニケーション)のない時代に、それとおなじ効果のことをやってのけたのである。」(『この国のかたち 一』)

 楠木正成の時代と現代の大きな違いの一つは、肥大化しすぎたといっても過言ではない、マス・コミの存在の有無である。マスコミの存在しない時代ならいざ知らず、これらが猛威を振るっている現代においては、マスメディアを用いて戦うのが兵の常道というべきものだ。現に日本にとっての最大の脅威である中国共産党は、これらをフルに活用している。我々はこういった点こそ、彼らから学ぶべきであろう。

 多勢に無勢の苦境にあって、日本の伝統精神を守るために、日本人のエートスに訴えかけることによって、また自らのエートスに忠実に従って、不利な情報戦を一手に引き受けている水島氏を現代の楠木正成と称えることは見当違いでもなんでもないのである。

 幕末、西郷南洲翁は、この楠木正成の戦いにならって討幕戦を戦い、王政復古の偉業を達成した。それはまた日本人のエートスに訴えかけた日本の伝統精神の戦いでもあった。
 西南戦争は大楠公の湊川に比すべき戦いであったといえる。

 南洲翁や吉田松陰に私淑している水島氏はこれらの伝統精神を着実に受け継いでおられるのである。
 問題は大東亜戦争の大敗北によって伝統精神を大きく害った日本人に、これに呼応するだけの気概が、それは日本の文明力、文明としての体力と言い換えてもいいが、それが残されているか否かにある。

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この記事へのコメント

伊58
2009年08月21日 00:43
哲舟さん、こんばんは。
まことに今のチャンネル桜の活躍は楠正成の活躍に比すべきものですね。
特に二千人委員会を中核とした財源と精神的後ろ盾をフルに活用して、あの手この手で巨大組織のNHKと戦い翻弄するさまは見事としか言いようがありません。
思えば去年の前半は放送時間がゼロになるところまで逼迫しました。
視聴者をお客さんとして見ていたことが行き詰ったわけですが、そこで大転回を敢行しました。
視聴者をお客さんと見ることを已め、共に歩む草莽の同志と見て思い切ってその懐に飛び込んだわけですね。
草莽を自覚する視聴者もこれに機敏に応え、苦しい懐事情をおして参集してきた。
ゼロにまで落ち込んだ放送時間も徐々に回復し、今年の前半に24時間枠を奪還するところまで来ました。
日本人はこれを見て思い出さねばならない。
人間は他人より優位に立つことや他人より豊かになることが人生の目的であってはならないと。
それでは胸が塞がれ、貧相が浮き出るばかり。
胸広く涼やかに生きるには、自己を捨て悠久の大儀に生きなければならないと。
わが国の文化や芸能は繰り返しそれを語ってきているわけですね。
何もかも捨て私事を離れた最近の水島さんには、司馬遼太郎が西郷さんに対して言ったような「真空」あるいは「虚」が発生しているように見えます。
産経以外の全マスコミが妨害する中、どこまで善戦出来るかはもとより知るところではありませんが、必ず呼応する魂が次々に出てくることには疑いがありません。
二手に分かれたつくる会の教科書が皇族の前書きを戴いただけでいきなり採用が増えたことも何かの前兆であります。
哲舟
2009年08月21日 07:15
 伊58さん、ご無沙汰しております。
 仰るとおりだと思います。天は選びし者に試練を与えたまうのでしょう。
 悠久の大義。
 私も非力ながら、分を尽したいと思います。

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