西郷隆盛

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zoom RSS 今上陛下の「生前退位」報道

<<   作成日時 : 2016/07/28 16:25   >>

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 今上陛下の「生前退位」報道が大手主要メディアを通じて一斉に報道されたのが、7月13日のこと。
 報道を最初に読んだ時、衝撃を感じたのだが、陛下の高齢を思えば無理もないと思った。ほとんどの国民がそう思ったのではなかっただろうか。

 一つ引っかかったのはNHKの報道が最初であったということである。
 情報そのものの信ぴょう性が疑われた。
 なぜならNHKと言えば、朝日新聞同様、今や完全に反日メディアと化しているからである。
 反日ということはすなわち反皇室であるということだ。

 保守と言われる産経新聞までが報じていたので、真相を紛らわしいものにしているが、陛下が葉山の別荘で御静養中で、しかも政府官邸の不在という、絶妙のタイミングを見計らって一斉に報道されたのである。そこに何らかの意図があるのは明白だが、リークしたのが宮内庁関係者であるというのが問題だ。

 宮内庁はすぐ報道内容を否定したが、これを、真実がうっかり漏れて慌てて否定したとみるか、あるいは不届きな職員がいてニセ情報を流したとみるか。
 あるいは、そのどちらでもなく、マッチポンプ方式(マッチを擦って火事を起こしておいて、すぐ水をかけて消す自作自演を表す言葉)で、わざと情報を流しておいて、すぐさま公式に否定することで政治責任を回避した、という見方もできる。

 というのは、宮内庁は必ずしも陛下に忠誠な人物の集まった組織ではなく、内閣の下部機関であり、各省庁からの出向者で占められているからである。
 特に近年は小和田恆氏の人脈が食い込んでいて、皇室の存立そのものが危ぶまれるのである。

 小和田恆氏は在ソ連大使館公使や外務次官を務めた人物で、ご自身が外務省の官僚だった雅子皇太子妃殿下の父である。そのこともあってか、近年、東宮家の世話係である東宮大夫は外務省出身者で占められている。
 そこで愛子内親王を天皇にしようという工作があっても不思議ではないと考えられるのである。
 そのためには皇室典範の改正が必要になってくるが、現にそういった動きがあるようで、政治学者の中西輝政氏は、今年の八月十五日ごろに女性宮家創設の運動が再び起こるだろう、と予言されている。

 女性宮家創設の運動は将来の女系天皇誕生への布石である。今のところ、陛下の公務軽減を表向きの理由としているが、女性天皇の実現、次いで女系天皇の実現がその最終目標だろう。
 これは左翼運動家の男系皇統断絶の目的と合致しているから警戒が必要だ。
 中国共産党や朝鮮人もこれを喜ぶだろう。

 小和田氏自身、在ソ連大使館公使時代の執務室にスターリンかレーニンだかの肖像が掲げてあったとの証言もあり、マルクス主義者である可能性もあるが、少なくとも、その上昇志向の行き着くところで、天皇の外祖父として権力を振るいたいとの野望を持ったとしても、決して不思議ではない。


 こういった動きとの関連で今回の不自然な「生前退位」報道を理解しないと真相は理解できないのではあるまいか。「生前退位」に対する世論を先に作っておいて、女性宮家創設の運動を有利に展開し、既成事実をもって今上陛下にこれを受け入れさせる、というのが目的ではないか。


 宮内庁関係者がマスコミにリークする情報の怪しさといえば、すぐ脳裏に浮かんだのが、かつて見た討論番組でのある不思議な出来事であった。

 かつて女系天皇是か非かで、保守系メディア「日本文化チャンネル桜」に出演している知識人の間で論争が起きたことがあった。チャンネルでは緊急に討論を開いてこれを放送した。白熱のあまり、延長戦まで行われている。

平成22年3月6日付 日本文化チャンネル桜 討論!「皇位継承問題を考える」

https://youtu.be/2wiTXE3qCEE


 非常に濃い内容の真剣な討論で、かつて何度か見返したが、今回この記事を書くためにじっくり見直してみて、不謹慎な表現になるが、非常に面白く感じた。

 読者の方にもじっくり見て、この問題について考えていただきたい。動画のコメントの中には、答えはない、との意見も寄せられているが、討論に決着はつかないにしても、じっくり各論者の意見に耳を澄ませて、整理していけば、おのずと自己の見解も形成されてこよう。

 この動画の中で、今回の事件に関連して見ていただきたいとのは、9回に分けられてyoutubeにアップされた動画【https://youtu.be/qxVeext04XE】の2回目の12分ごろの笠原英彦氏の発言である。
 かれはここで、川島侍従長(当時)が日本テレビの単独インタヴューに答えて、陛下のお考えが女系容認である、と答えたとの爆弾発言を行った。しかし、放送後、宮内庁と日本テレビから事実無根との訴えがあり、笠原氏も事実誤認を認めるという不可解な一幕があった。

 川島侍従長は外務省出身である。
 おそらく時機を見て行うつもりであった情報工作が先に漏れて、慌てて否定した、というのが真相だろう。
 というのは8回目の動画で、学者としての態度を否定された笠原氏は、自分の立場を述べて、私は政治学者であり、自己の主張はコンセンシャスを作るための議論であることを告白しているからである。つまり、彼の説は政治的合意、あるいは世論を作るための議論、すなわち為にする議論であり、極論すれば合意を形成できればなんでもよく、学問的探究から来るものではない、ということになる。だから特定の政治勢力に利用されやすい。この場合は小和田恆を頭とする政治勢力の御用を務めた、そう推察されるのである。

 笠原氏の両脇に座り、女系容認を飛び越えて、直系による継承を主張してやまない高森明勅氏や小林よしのり氏は、行き着くところ、宮内庁関係者からリークされた、今上陛下が女系天皇を容認されている、との怪情報を無邪気に信じ、この情報から陛下の真意を忖度して、論陣を張っているように見受けられる。

 以上の経緯から私は個人的には、畏れながら、今上陛下が女系を容認する御意志を御持ちなはずがないと「忖度」するが、やはり討論中、小堀桂一郎氏が厳しい口調で述べられているように、陛下の意志を忖度してはならない、というのが、この問題を論ずる上での正しい態度と考える。

 「恋闕」という言葉がある。
 皇室を敬い、恋い慕う情である。
 小林よしのり氏の場合、皇室を尊敬することにおいては人後に落ちない人物であるが、「恋闕」の情が強すぎるのではあるまいか。
 「恋」は盲目というし、やまと言葉としての「こひ」は「請ひ」「乞ひ」に通じ、こちらから求める想いである。そこには共にあることの安心感が希薄である。
 
 もちろん、皇室の安定が脅かされているからこそ、それを大事と思うものの真剣な討論がありうるのであるが、異性間の恋が往々にしてそうであるように、恋を潜り抜けぬ愛は、行動を生む一方で、過ちもまた生みやすい。
 場合によっては相手を傷つけることもありうる。
 
 高森氏についてはよくわからないが、恋闕の情が強いのはよく伝わってきて、非常の覚悟で論陣を張っているのはわかるが、その論理的根拠が腑に落ちてこない。
 学問の師匠筋に当たる田中卓氏や所功氏の影響が強いのだろうが、女性神である天照大神に対する強い信仰心が強い影響を与えているように思われる。
 信仰の問題だとすれば、男系による皇位継承も一つの信仰であり、見解が真っ二つに割れたとしても仕方ない。

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