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西郷隆盛
ブログ紹介
 西郷隆盛について研究している者で稲垣秀哉と申します。
 遅れに遅れましたが『新西郷南洲伝』の下巻がついに発刊されました。ご購入を希望される方は、高城書房   terao@takisyobou.co.jp
 までメールでお申し込み下さい。

 この巻の読み所は何と言っても、いわゆる征韓論政変及び西南戦争に関する巨細な追及です。長年引っ掛かってきた故司馬遼太郎の『翔ぶが如く』における西郷像に対する懐疑を払拭する内容で、征韓論政変および西南戦争の真相を追究し、絶世の英雄西郷隆盛の真の姿に肉薄しています。少しでも多くの方に読んでもらって、歪められた西郷像を修正して頂きたいと思います。

 上巻では、西郷の誕生から王政復古の大号令煥発までを扱っています。
 内容については、いくつかの読み所がありますが、西郷南洲の多くの謎を、ある程度実証的に解くことに成功しているのではないかと自負しています。薩長連合の実態、討幕の密勅とは一体何なのかなど。これまでの多くの西郷論は、西郷=情の人観に惑わされて、いい加減な解釈で済まされてきたように思えます。彼が未だに理解しにくい人物であることは、これまでの西郷論が根本的に誤っている証拠でしょう。
 もうひとつの読み所は、この西郷南洲の謎を解くことにより、従来とは違う明治維新像が浮かび上がってくることです。恐らくこの明治維新の核心は、現代の日本人の描く自画像を大きく変えることになるのではないでしょうか。近代日本創業の出発点である明治維新の真の姿を知ることは、衰亡の兆しを見せる現代日本が復活する鍵となるでしょう。今これを問うことの意義はそこにあります。もちろん完璧な論ではありえません。しかしこの問題を提議し、議論する叩き台になるようなら、十分その役割を果しえたことになると思います。
ともかく、我々の子供達の将来のため、このことは今こそ問われなければならないのです。
 なおホームページも開設しておりますので、そちらのほうもご覧下さい。
 http://inagaki-hideya.jp/
(『王道のすすめ』はホームページの方に移転しました。)

現在、寺子屋「和心」入塾者募集中です。日本の伝統を学び、日本人であることの誇りを取り戻しませんか。
 阪神間在住の方で、興味のある方は奮ってご参加下さい。なお、詳細はホームページの方をご覧下さい。

 『(新)西郷南洲伝(上)』をご希望の方には、こちらから『(新)西郷南洲伝(上)』をお送りいたします。
価格は定価2100円。送料はこちらで負担いたします。ご希望の方は、お名前と電話番号、郵便番号および住所を書いて、右下の「メッセージを送る」からメッセージをお送り下さい。
 また本を読んだ感想・批判・ご意見等を「メッセージを送る」からお送りいただけると嬉しいです。

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タイトル 日 時
チャイナ・スクール (その二)
 ヒロシ氏の紹介で、元天津駐在員のshinoperさんという方と一度だけコメントのやり取りをしたことがある。  名こそ匿名だが、元天津駐在員であることを公言しているくらいだから、もちろんチャイナ・スクール出身だろう。  日本人論、日本の文明論に深い関心を抱いている方で、何でも水戸学ー征韓論ー大東亜共栄圏の思想的つながりに関心を抱いているとのことで、同じチャイナ・スクールのヒロシ氏が、南洲翁のファンである私を紹介してくれたとのことであった。  以後ちょくちょく記事を読ませていただいているが、... ...続きを見る

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2009/07/03 14:43
チャイナ・スクール (その一)
 ここしばらく、ネット上の『憂えるヒロシ』なる人物との議論を行なってきた。  その結果、むしろ私の方が、ますます『憂えるヒデヤ』になってしまったのだが、彼が何を憂えているのかは、公的な意味においてはほとんど見えてこなかった。  わかったのは、少なくとも、日本の未来よりも、自身の将来を憂えているということぐらいだ。一応、仲間内では分かるように『ヒロシ』という名は掲げているようだが、一般に対しては、匿名となっているので言ってもかまわないと思うが、彼は外務省の官僚、お役人である。  見も蓋もな... ...続きを見る

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2009/07/01 13:01
田母神論文に関する問答 (その三)
ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/28 11:05
田母神論文に関する問答 (その二)
 ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/25 06:45
田母神論文に関する問答 (その一)
ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/21 14:11
西郷隆盛に関する問答 (その二)
ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/19 17:29
国際連合という呼称に関する問答 (その四)
「これは面白い観点ですね。 諦観(仏教語では真実を見抜く力)というより無気力感というか絶望感かも。 ブログでは自己紹介していませんが、吉田兼好のような隠遁者の立場で記事を書いています。 だから政治家、政党、新聞、テレビ一切批判しません。 ただガセネタと思われる一派については攻撃をしています。 ...続きを見る

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2009/06/16 12:28
西郷隆盛に関する問答 
ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/14 17:33
日本人の国際主義という宿命
 今回の日本人の国際主義というテーマについては、大変豊かで、重要なものがあるので、もう少し熟成してから、ちゃんとした知識に基づいて、もう一度書きたいと思う。  問答は続けるつもりであるが、まずは書きかけのテーマである「皇室の理想像」に戻りたい。 ...続きを見る

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2009/06/12 07:54
国際連合という呼称に関する問答 (その三)
ヒロシさん ...続きを見る

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2009/06/10 16:38
国際連合という呼称に関する問答 (その二)
 前回の記事に対して、ヒロシさんから丁寧な返答があり、誤解が解けるとともに、大変啓発を受けたので、氏に対する感謝の意も込めて、再び、これに対する回答を記事にしたい。 ...続きを見る

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2009/06/08 19:39
国際連合という呼称に関する問答 
 国際連合という呼称の問題の先にある、日本の歴史が持つ豊かな話題に話を進めようと書き始めたところで、ヒロシさんからきついご批判を受け、これに躓いてしまったので、先にこれについて、答えておきたいと思う。  そこから、私がこれから書こうとしていたことが窺えるかと思う。 ...続きを見る

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2009/06/03 19:13
レッテル貼りという、知性を閉ざす政治的行為
 前回述べたことからも分かるように、国際連合が連合国であるとの解釈を、ガセネタと主張するヒロシさんが、意図的かどうかはともかく、そうレッテルを貼ることで、却ってガセネタを振りまいてしまっていることは、皮肉を通り越して滑稽ですらある。  彼のブログの主張の全てに目を通したわけではないが、その範囲内でも、ガセネタとのレッテルを貼ったのを読んだ記憶があるのは、日本は東京裁判を受諾したのか否かという論点について、サンフランシスコ講和条約中の文言に関する外務省の公式見解である、judgementsを「裁... ...続きを見る

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2009/05/29 11:03
国際連合という呼称 (その二)
「wikipedia」の「国際連合」の項目には「非英語圏での名称」と題され、次のように記されている。 ...続きを見る

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2009/05/27 16:22
国際連合という呼称 (その一)
記事「検証!いわゆる人間宣言 (その一)」中の次の記述についてガセネタに引っかかっているとの批判をいただいたので、検証してみたいと思う。  問題の記事は次のとおり。 ...続きを見る

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2009/05/26 13:17
検証!いわゆる人間宣言 (その四)
 さて、話を元に戻しますが、昭和九年になって、共産主義の浸潤に対する伝統防衛の観点からの国民精神の闡明と発揚、および総力戦の観点からの思想統制の要求は高まり、翌十年にはかの有名な「天皇機関説」の問題が起こります。  「天皇機関説」の「機関」を「器官」となし、国家を体になぞらえ、天皇をその一部、特に頭部とするならば、これは明治憲法起草の精神にも合致しており(憲法起草の中心人物であった伊藤博文の答弁にそれは明確に現れています)、妥当なものでしたが、右派の過激な突き上げによって、政府は、「天皇機関説... ...続きを見る

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2009/05/25 09:00
検証!いわゆる人間宣言 (その三)
 前回いわゆる人間宣言作成の経緯に触れましたが、そこから言えるのは、当該部分に関しては、日本政府と占領当局の間での政治的妥協の産物であったということでした。  ここで問題になってくるのは、昭和天皇が否定するのにやぶさかではなかったという、神格の否定の中身です。つまり、ここにいう神格とはどういったものかということ。  実はここには日本人の神観念の混乱という重要な問題がはらんでいるのです。  全ては、ローマ字の創始者として有名なヘボンが、聖書を日本語に翻訳する際、「GOD」を「神」と翻訳したと... ...続きを見る

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2009/05/23 15:19
検証!いわゆる人間宣言 (その二)
 前回いわゆる人間宣言が発せられた背景について触れましたが、今回はそれを裏付けるために、手元にあるヘブライ大学教授で日本史研究者、2000年にはその功績により勲二等瑞宝章を受章したこともあるベン・アミー・シロニー教授の「母なる天皇 女性的君主制の過去・現在・未来」(講談社)から、いわゆる人間宣言作成の過程を紹介したいと思います。 ...続きを見る

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2009/05/22 07:54
検証!いわゆる人間宣言 (その一)
 以下は昭和二十一年一月一日、すなわち終戦後初めて迎える正月元旦に発せられた「新日本建設に関する詔書」全文です。  この詔書の趣旨がどこにあるか、本当に人間宣言などしているのか、よく読んでみてください。 ...続きを見る

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2009/05/21 10:24
皇室の理想像 (その二)
 以上の歴史的背景を踏まえれば、その中心に皇室を据えて、重厚にして、重層的な構造を持つ日本の伝統において、江戸時代のストイックな学問的成果をすっ飛ばして、いきなり近代的天皇像と古代を結びつけようとすれば、所功氏のように、感傷的なアナクロニズムに陥るのはある意味当然と言えよう。  だが、こうした民の意志と運動によって成った皇室復興の歴史過程は、皇室の伝統を崇敬している諸氏が常に心に留めておかなければならないことのはずだ。  感情的にはともかく、公の議論としては、この歴史過程を踏まえ、それを追体... ...続きを見る

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2009/05/19 16:38
 皇室の理想像 (その一)
 ここまで所功氏の諸論を、その姿勢・思想にまで踏み込んで、批判してきたわけだが、やたら『論語』の言葉を引用して、その問題点を指摘・批判してきたことに、違和感を覚える人がいるかもしれない。  確かに左の価値観に毒されている人には、こういった批判は念仏にしか聞こえないであろう。彼らの多くは、新しいものを無条件に進歩的で正しいと信じ、古いものが今ここに伝わっていることの意味を考えない。古きを温めて新しきを知るではなく、目新しき物に古い物を従属せしめようとしている者たちである。  しかし、所氏はそう... ...続きを見る

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2009/05/15 13:45
伝統に関する問答 C
 『南洲翁遺訓解説』が中断したままだが、西尾幹二氏と所功氏の議論から、日本文明の核心、そして今の日本の危機の本質が何であり、日本人は今何をしなければならないか、という重要な問題の答えにまでたどり着けそうな予感があるので、このまま論考を続けることにする。もちろんそれは『南洲翁遺訓解説』のテーマとも重なってくるものである。 ...続きを見る

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2009/05/13 17:39
所功氏へのご忠言 (その二)
 現代のこの日本においては、人に死を覚悟して発言せよ、などと誰も強制できはしないし、それは許されないことである。  もし、それでも所氏が、皇室への忠言には死の覚悟が必要と言うなら、ご自身がそうされればよい。  しかし、これまで検証して来た氏の発言内容から言えば、伝統の切捨てに何のためらいもなく、万一の場合、伝統が根本的に変質した皇室と共に歩んでいくことになるであろうことを思えば、そんな事態は起こらないであろうし、仮にそういう事態に直面しても死諫という形にはならないのではあるまいか。  人は... ...続きを見る

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2009/05/11 09:06
所功氏へのご忠言 (その一)
 所功氏は、西尾幹二氏に対し、忠言を行なうならば、菅原道真がそうしたように、死を覚悟して、しかも本人に対し行うべきだと言った。  道真公の事例が不適切であることはすでに指摘したが、その主張も、忠言のあり方を問う人間としては、中途半端であり、不適切極まりない。  なぜなら、忠言・諫言とは、主君に対する誠心から発せられるものであると同時に、義の主張でなければならないからだ。義とは伝統的規範から見た義(ただ)しいことである。  ところが、そこのところ、ところ氏は、引用した部分を一読して分かるよう... ...続きを見る

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2009/05/08 13:18
所功氏の皇室論の問題点 (その三)
男系による皇統の継承を安定的に維持する上での主な対処法として、皇室が伝統的に確立してきた、旧宮家の皇族復帰、側室制度・養子制度の復活が考えられるが、この問題について所氏はどのように言っているのか。 ...続きを見る

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2009/05/04 16:23
所功氏の皇室論の問題点 (その二)
 次にこの国の歴史・文明の本質に対する深い洞察からくる問題点について。 ...続きを見る

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2009/04/30 20:24
所功氏の皇室論の問題点 (その一)
 今回は所氏の皇室に関する諸論の問題点について考えてみたい。  私が所氏の著作で読んだことがあるのは、『新地球日本史 1』(産経新聞社)所収の「昭和天皇の近代的帝王学」、『皇位継承のあり方』(PHP新書)と、テレビ番組『たかじんのそこまで言って委員会』での発言くらいだが、これを前提に話を進めることにする。 ...続きを見る

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2009/04/28 11:42
大和民族存亡の条件 (その四)
 ここまでの記述で、私が西尾幹二氏を全面的に擁護していると感じている人がいるかもしれない。  でも私の中の感覚では必ずしもそうではないのだ。    私は南洲翁に共感し、明治維新の精神、目指したところを、この国の民族的伝統の立場から称賛しているだけあって、所氏の忠言論はむしろすんなりと入ってくる。ああ、もっともだなと、素直に首肯するところがあるのである。  後醍醐天皇への忠言が容れられず、文句ひとつ言わず、死地に赴いて、戦死した楠木正成に感動するし、維新の志士のバイブルの一つであった『靖献... ...続きを見る

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2009/04/24 09:35
大和民族存亡の条件 (その三)
 我が日本文明の盛衰、消長を象徴するのが、我が文明の中心たる皇室の存在である。  西尾幹二氏は、昨年話題になった皇室に関する一連の言論活動で、この皇室が危機に瀕していると、強い警告を発したのだ。それはすなわち、我が文明が危機に瀕しているということと同義である。  これに対し、皇室を深く敬愛し、これを信仰する立場から、言葉を慎め、もっとそっとしておいて差し上げろ、不敬である、と強く非難したのが所功氏である。もっとも所氏は、そんな慎みのない表現をしていないが。 ...続きを見る

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2009/04/22 10:49
現代の西郷教宣教師
 現代の西郷教宣教師の方から、熱い思いの伝わってくるメールをいただきましたので、紹介させていただきます。  送り主は、岩山宏至さんという方で、南洲翁夫人の糸子の実家、岩山家の方で、国防に従事する傍ら、ボランティアで、南洲翁の偉大さを伝えるべく、熱心な活動をされている方です。 ...続きを見る

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2009/04/20 14:20
大和民族存亡の条件 (その二)
 山本七平氏は民族・国家存続の条件として、各人が精神的奴隷状態から脱することを提示した。しかし、それは安易に到達できるものではないし、誰にでも可能なものではない。各人が置かれた状況もあろうし、本人の資質の問題もある。 ...続きを見る

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2009/04/15 18:36
山本七平論 (補記)
 前回、山本七平氏の伝統再把握の仕上げが「天皇論」であったとするなら、自己の選択した価値規範の探究・深化の総仕上げが、「イエス・キリスト論」という趣旨のことを述べたが、あまりにも単純化しすぎてしまって、誤解されるのではないかと不安になってきた。  自己の伝統の再把握という作業を通じて、キリスト教を選択したと言っても、正確には、父親が内村鑑三の弟子で、成長の過程ですでに付与されてきたものであったわけであるから、伝統再把握という作業は、むしろキリスト教というものを再認識する作業と表裏一体をなしてい... ...続きを見る

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2009/04/13 17:23
山本七平論
 山本七平氏は、自己の属する伝統を再把握し、自己の行動の規範を客観的に把握することで、自由に生きていると言えるとした。それがとりもなおさず、進歩的に生きていると言える状態であり、存亡の条件である。 ...続きを見る

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2009/04/10 10:56
大和民族存亡の条件(その一)
 山本七平氏は、われわれが奴隷状態を脱して、進歩し、生きていくためにはどうしろと言っているか。  もちろんそれは安易な回答ではない。  山本氏が『存亡の条件』で述べていることを要約すると、自分の行動の本当の規範となっている思想は何なのかということを、各人が工夫して、それを客観的につかみ直すということである。  確かに、そのような工夫をしている人が、「ではどうしろと言うのか」という、多分の不満を抱えた問いかけをするはずがない。むしろ識者の問題提議に感謝して、自分で考えるためのよき材料にするは... ...続きを見る

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2009/04/09 11:11
奴隷の群れ
 辛坊氏の「ではどうしたらいいのか」という発言を聞いて、私の中に蘇ってきたのは、山本七平氏の本でかつて読んだことであった。 ...続きを見る

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2009/04/07 19:50
皇室問題をめぐるテレビ番組での議論
 昨日(4月5日)放送の「たかじんのそこまで言って委員会」に、西尾幹二氏と所功氏が出演していた。ともに私が強い敬意を抱いている知識人である。 ...続きを見る

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2009/04/06 14:22
国民総決起大会
私たちを取り巻く社会が日々刻々と悪化の 一途を辿っている中、東京青年会議所の有志の方々が立ち上がられ、 4月8日(水)に国民総決起大会を開催されるとのことです。  櫻井よしこさん、金美齢さん、中條高徳さんなどが参加されるそうです。 ...続きを見る

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2009/04/04 14:43
苦味のないコーヒー
 そろそろ南洲翁の遺訓解説に戻らなければと思いつつ、櫻の方に気が行ってしまっていた。 ...続きを見る

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2009/04/03 10:11
さくらを詠んだ昭和天皇の御製
 風さゆる 冬は過ぎて まちにまちし   八重桜咲く 春となりけり                 ...続きを見る

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2009/04/01 07:22
さくらと本居宣長
 その生涯を通じて本居宣長ほど、桜の花をこよなく愛し、歌に詠み続けた人はいなかったのではないでしょうか。 ...続きを見る

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2009/03/30 19:11
さくら
そろそろ桜が咲き始めています。 今日は趣向を変えて、古人が桜を詠んだ和歌数首を紹介したいと思います。 ...続きを見る

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2009/03/28 12:59
織田信長と論語 (南洲翁遺訓解説 「天地自然の道」補記)
 織田信長が『論語』を読んでいたなどというのはありそうもない話だ。  実際、私の知る限りでも、彼が『論語』を読んだなどという記述に接したことがない。それどころか、彼の言動はことごとく非『論語』的と言ってよいほどである。 ...続きを見る

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2009/03/24 07:13
南洲翁の新発見書簡
 南洲翁自身が、安政五年、僧月照と薩摩潟に入水した際の事情を語ったとされる新書簡が、昨年十二月の「開運なんでも鑑定団」に出品された。 ...続きを見る

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2009/03/20 08:33
論語
何年か前のこと。 呉智英氏の『現代人の論語』が文芸春秋社から出た。 著者の呉氏は、自ら封建主義者を名乗るだけあって、江戸時代の価値規範の軸であった『論語』をこよなく愛する人である。今はどうか知らないが、何年か前までは、「以費塾」という『論語』を講ずる塾を、思想家の浅羽通明氏と運営していた。 ...続きを見る

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2009/03/18 16:55
徳川家康と論語  (南洲翁遺訓解説 「天地自然の道」補記)
 前回、徳川家康を単なる狸親父、陰謀家ではないと述べたが、ただそう言っただけではにわかには信じがたいかもしれない。  それほど家康の狸親父像というのは一般の間に刷り込まれてしまっている。 ...続きを見る

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2009/03/16 07:10
天地自然の道 (その三) (南洲翁遺訓解説 2-5)
 今回は前回に引き続いて、明治維新を用意した、天道思想の源流について触れたい。 ...続きを見る

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2009/03/11 06:43
天地自然の道 (その二) (南洲翁遺訓解説 2-4)
廟堂に立ちて大政を為すは天道を行なうものなれば、いささかとも私を挟みては済まぬものなり。… ...続きを見る

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2009/03/07 07:04
天地自然の道 (その一) (南洲翁遺訓解説 2-3)
忠孝仁愛教化の道は、政治の大本にして、万世に亙(わた)り、宇宙に彌(わた)り易(か)うべからざるの要道なり。道は天地自然の物なれば、西洋と雖も決して別なし。 ...続きを見る

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2009/03/03 10:07
福沢諭吉の敬天愛人 (南洲翁遺訓解説 「敬天愛人」 補記)
 中村敬宇と並び称される、明治初期の啓蒙家に福沢諭吉がいる。  彼は「敬天愛人」という言葉を発したわけではないが、その文明思想の核心は、南洲翁と同質のものであったと言っても過言ではない。 ...続きを見る

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2009/02/27 09:55
「敬天愛人(その二)」 (南洲翁遺訓解説 2-2)
人は人を相手にせず、天を相手にするものなり。故に天より見れば我も人も同一に愛すべきなり。因りて己を愛する道を以て、人を愛するものなり。 ...続きを見る

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2009/02/24 08:07

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